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乾燥小じわ対策に◎「ホットタオル」を使った保湿術3つ

エステ・セラピスト
町山町子

気温が下がると「乾燥」に悩まされますよね。会社のオフィスや室内は、暖房が入り暖かくて心地良いかもしれませんが、エアコンの風による肌や髪の乾燥が気になります。

乾燥小じわ対策に◎「ホットタオル」を使った保湿術3つ

ビューティーヘルスエディターライターの筆者が、冬本番に向けて自宅でできる、タオルを活用した「ホットタオル美容術」をご紹介します。

■乾燥はエイジングの悩みを加速させる

自分の若いころの肌、コンディションの良い時の肌を思い出してみてください。きめ細やかで透明感があり、ニキビなどの吹き出物もなく、うるおいとハリに満ちていましたよね。

しかし、歳を重ねるとシワ、シミ、くすみ、かさつきなどが目立ってきます。

特に、肌が乾燥すると毛穴の開きやシワ、吹き出物、メイク崩れなどに加えて、頭皮の臭いや手と足のカサつきなど、ボディや頭皮の悩みも増えてきます。

乾燥する秋冬は、念入りにお手入れをする必要があります。

過剰な保湿はNG

とはいえ、過剰に保湿しすぎてトラブルを起こす場合もあるので、適度な保湿が理想です。

また、日々忙しくしている現代人は、お金や時間をかけない方法を選びたいですよね。次にご紹介する「ホットタオル」を使用した美容術は、お金をかけず自宅にあるタオルを使います。少しの手間と工夫で乾燥対策ができますよ。

■「ホットタオル」基本の作り方

(1)タオルは、頭を巻けるくらいの長めのタオルを使用します。

(2)ボウルに水をはり、お好みの香りのアロマ精油を1滴垂らして、タオルを浸します。

(3)3分くらいおいてから、絞って電子レンジで温めます。レンジの「あたため」ボタンを1回押していただいて、その上で温度調整を行ってください。ぬるいなと感じたら、あたため直してください。

■「ホットタオル」を活用した時短美容術3つ

(1)アイケア

目の乾燥や疲れによるかすれ目、ドライアイ、目の痛みなどは放っておくと肩こりや首こり、頭痛につながることがあります。血行不良により、くすみや目の下のクマなどが目立ってしまうこともあります。

改善策として、目の周りを温めると、疲労が和らぎ肌も明るくなります。マッサージやツボ押しなどもよいですが、時短でできるホットタオルがおすすめです。

熱すぎないように、タオルの温度には気をつけましょう。

ホットタオル・アイケアのやり方

ラベンダーなどのエッセンシャルオイルを含ませたホットタオルを、顔をおおうようにしてかけ、目の周りを温めます(目安は5〜10分)。エッセンシャルオイルの香りに癒され、リラックス度も高まります。

ホットタオルで顔を温めた後は、化粧水をたっぷりつけて保湿ケアを忘れずに行いましょう。

(2)ハンドケア

指先は意外と見られているので、キレイにケアをしておくと清潔感があり、好印象を与えることができます。

保湿力抜群のハンドケアをご紹介します。乾燥がひどい時にこそおすすめです。

はちみつオイルの「ハンドパック」

材料

・はちみつ(市販のものでOK) 適量

・無香料のオイル(スクワランやオリーブ油、ホホバなどオイルの種類はお好みで) 適量

はちみつとオイルは1:1の同量を使用します。はちみつが固くて伸びが悪い場合は、オイルを多めにして、手に伸ばしやすいやわらかさを作ります。

ハンドパックのやり方

(1)好きなアロマオイルを垂らしたホットタオルで手を温めた後、無香料のオイルを混ぜたはちみつでやさしくマッサージをします。特に、指先周りは念入りにはちみつオイルを塗りこみましょう。

(2)そのまま手をラップで包んで、10分ほどパックします。

(3)ラップを外したら、ホットタオルで包みながら手のオイルをふきとります。寝る前のケアにおすすめです。

(3)髪&頭皮ケア

手軽にできるヘッドマッサージも良いのですが、髪の毛のパサつきや乾燥が気になる時にとり入れたいのが頭皮ケアです。

コリ固まった頭を温めてあげると、頭皮がほぐれるだけでなく顔色も明るくなり、リフトアップも期待できますよ。

ホットタオルで頭皮を温める際は、入浴中がおすすめです。

入浴中の頭皮ケアのやり方

スペシャルケアは、シャンプー&リンス→ホットタオルで髪の毛ごと巻く→ぬるま湯で洗い流しながら頭皮をほぐす→トリートメントクリームで栄養補給→さらに揉みほぐす→ホットタオルで包む→洗い流すの順に行いましょう。ホットタオルで巻いておく時間の目安は、5分程度です。

しっかり時間をかければ頭皮もすっきりし、髪の毛も栄養補給できます。短縮したい時は、シャンプー&リンスの時にホットタオルで髪の毛ごと巻いて、少し時間を置いて流すだけでもOKです。

普段の生活の中で、少し手間を加えるだけの簡単ケアなので、特に乾燥が気になる時に試してみてください。

(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山町子
編集プロダクション、出版社勤務を経て独立。主に本の企画編集者、執筆者。一方で、“癒し、美容と健康”をテーマに自然派サロンを日本橋にOPEN。後に東船橋に移転。現在はハーブとアロマ、ボディ・フェイシャルなどのセラピストとして活動中。)

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