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女性に嬉しい美容効果がいっぱい!カボチャの簡単レシピ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

「カボチャ」は、昔から「芋栗南瓜」と親しまれる、秋の味覚のひとつでもあります。

本来の旬は夏なのですが、その栄養価と保存性の高さから年中親しまれる食材になりました。

乾燥対策に毎日食べたい!レンジで簡単「カボチャのレシピ」

インナービューティー料理研究家の筆者が、カボチャの嬉しい美容効果と、ハロウィンパーティーにも使えるレンジで作る簡単レシピをご紹介します。

■カボチャの嬉しい美容効果

エイジングケア

カボチャには「アンチエイジングビタミン」と呼ばれる「ビタミンE」が豊富に含まれています。細胞老化を防ぐ、抗酸化力の高いビタミンEは脂溶性ビタミンです。

効率よく摂取するためには、カボチャを薄切りにして、オリーブオイル(同じくビタミンEが豊富)でベーコンなどと一緒にさっと炒めるのがおすすめです。

冷え対策

カボチャに豊富な「ビタミンE」は、抗酸化作用が高いだけではなく血流を促進する働きも期待できます。

血流の巡りが良いと、肌の血色も改善されます。ビタミンEは、冷え予防、美肌作りの強い味方なんです。

シミ対策

カボチャには、コラーゲンの生成をサポートする「ビタミンC」も豊富です。

夏にうけた紫外線ダメージによるシミ対策に欠かせません。

乾燥対策

カボチャには、肌細胞や粘膜を乾燥から守り強くする「β-カロテン」も豊富です。

β-カロテンは、体内で「ビタミンA」として働きます。「ビタミンC」や「ビタミンE」との相乗効果で、細胞老化を防ぐ抗酸化作用が高まる「抗酸化トリオ」のひとつです。

乾燥が気になり始めるこれからの時期、意識して毎日摂りたい栄養素です。

■常備菜やハロウィンパーティーにも◎カボチャの簡単レシピ

スパイス香る!かぼちゃとひき肉のソテー

スパイス香る!かぼちゃとひき肉のソテー

スパイスがほんのり香るカボチャが主役のソテーは、食べ応え抜群です。細胞のもとになる「たんぱく質」もしっかり補給できます。

身体を芯から温める「ジンジャーパウダー」を加えて、さらに冷え予防の効果が期待できます。電子レンジで簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

※冷蔵庫で約3日間保存可能

材料(1〜2人分)

カボチャはカットしてある冷凍のものを常備しておくと、忙しい時に便利です。

・かぼちゃ 200g

・豚ひき肉 150g

A

・酒 大さじ2

・しょうゆ 大さじ1

・本みりん 大さじ1

B

・ジンジャーパウダー ひとつまみ

・こしょう 少々

・カルダモン 少々

・ナツメグ 少々

作り方

(1)カボチャをひとくち大に切ります。Aの材料を合わせておきます。

(2)耐熱容器に豚ひき肉を広げ、Aを加えたらフタをして電子レンジ(600W)で3分加熱します。

(3)(2)にカボチャとBを加えて全体をさっと和え、平に広げたら再びフタをして電子レンジ(600W)で3分加熱したら完成です。

アレンジ方法

余ったら、カレーやシチューの具材にしても美味しいです。

小さめの坊ちゃんカボチャなどが手に入ったら、横半分に切って中身をくり抜き容器にみたて、中にかぼちゃとひき肉のソテーを詰めればパーティー仕様になります。

ホクホクとおいしいカボチャのレシピを、ぜひお試しくださいね。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩亜矢子)

 

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【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店
※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部
※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店
※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ
※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ
※伊達友美/著(2010年)『食べる美女肌セラピー』エクスナレッジ

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