汗ばむ夏は、デリケートゾーンのムレやニオイが気になる季節。ただでさえ暑い夏。不快感が高まらないようケアしたいですよね。

肌育美容家の筆者が、40・50代が夏に快適に過ごすための、デリケートゾーンのケア方法をご紹介します。
40・50代のデリケートゾーン、こんな変化はありませんか?
加齢とともに女性ホルモンの分泌が減少すると、肌の潤いが減り、粘膜や皮膚も乾燥しやすくなります。
これは顔やボディだけでなく、デリケートゾーンも例外ではありません。乾燥が進むとバリア機能が低下し、かゆみや炎症、ニオイが起こりやすくなることも。
また、年齢を重ねるにつれて、汗腺や皮膚の働きにも少しずつ変化があらわれます。
たとえば、汗の成分バランスが変わってベタつきやすくなったり、皮膚表面に汗がとどまりやすくなったりすることで、細菌が繁殖しやすくなる場合も。
夏のデリケートゾーンケアは、こうした変化に寄り添った対策が大切です。
夏の不快感を防ぐ正しいケア方法
入浴時の正しい洗い方
ムレやニオイが気になると、「しっかり洗おう!」とゴシゴシしてしまいがち。でも、これは逆効果です。
デリケートゾーンの皮膚は顔よりも薄くて敏感なので、強い摩擦や洗浄力の高いボディソープは刺激を与えかねません。
おすすめは、デリケートゾーン専用の弱酸性ソープをよく泡立てて、やさしくなでるように洗う方法。
タオルで擦らず指の腹で丁寧に洗い、ぬるま湯で流しましょう。
洗いすぎや刺激のあるケアは、かえって常在菌のバランスを乱し、トラブルを招きかねません。1日1回、夜の入浴時にやさしく洗うだけで十分です。
ムレ・ニオイが気になる日中のケア
汗やおりものの量が多い日、蒸し暑い日、または外出先でニオイが気になる場合には、専用のウェットシートや、デリケートゾーン用ワイプで軽く拭き取るのが効果的です。
ただし、アルコール入りや香料の強いシートは刺激になりやすいので、低刺激・pHバランスが整った専用品を使いましょう。
蒸れ対策には“通気性”と“保湿”がカギ
デリケートゾーンのムレを防ぐには、通気性のよい下着を選ぶのが基本。コットン素材やシルク混の下着は、吸湿性が高く、蒸れにくいのでおすすめです。
きつめのガードルや締めつけの強い下着は、汗がこもりやすくなるので、暑い季節はなるべく避けてください。
また意外と見落としがちなのが「保湿」。乾燥を放置すると、肌のバリア機能が低下し、刺激やかゆみに敏感になります。
お風呂あがりに、デリケートゾーン用の保湿ジェルやミスト、オイルを使って、やさしくケアをしてあげましょう。
特に陰部の外側、粘膜ではない皮膚の部分は乾燥しやすいので、顔の保湿と同じように丁寧に潤いを補うことが大切です。
ニオイが気になるときのチェックポイント
「きちんと洗っているのに、なんだかニオイが気になる……」という場合は、以下のような原因が隠れていることも。
・通気性の悪い下着を選んでいませんか?
・ナプキンやおりものシートを長時間つけっぱなしにしていませんか?
・洗いすぎて、肌のバランスが乱れているかも?
まずはこれらをちょっと意識して、できるところから見直してみてください。それでも不快感が続くようであれば、婦人科やレディースクリニックを受診しましょう。
気になる症状を我慢せず専門医に早めに相談することで、安心して過ごせるようになります。
デリケートゾーンは、私たちの体を守ってくれている大切なパーツ。顔や髪をいたわるのと同じように毎日のやさしいケアを心がけましょう。とくに汗ばむ夏は、ちょっとした意識の違いで、ムレやニオイを大きく減らすことができます。ぜひ今日から、夏に向けた快適な習慣をはじめてみてくださいね。
(肌育美容家 今泉まいこ)
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