気温がじょじょに下がって過ごしやすくなる秋は、食べ物がより美味しくなる季節。
食べ過ぎが気になる……という方も多いのではないでしょうか。

ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、痩せることにもつながる、腸活におすすめの秋の食材と食べ方をご紹介します。
■秋の食材は、とってもヘルシー!
食欲の秋は、体重増加が気になるときですね。ところが秋に美味しい食材は、思うよりもずっとヘルシー。
むしろ、ダイエットや腸活に役立ち、安心して楽しめるものが多いのです。
プラスアルファでいっそうの効果を狙っていきましょう。
■痩せる&腸が喜ぶ! 秋の食材と食べ方アイデア
(1)さんま
秋の食材と言えば、思い浮かぶのがさんまです。
青魚が健康にいいことはご存知と思いますが、なかでもさんまに含まれているDHAには、中性脂肪を減らす効果があると言われています。
さらに、血流を促す作用も。また、精神面を安定させる効果もあるので、イライラからの食べ過ぎを防ぐことも期待できます。
おすすめの食べ方:さんまとキムチのピリ辛煮
さんまと発酵食品のキムチを合わせた、辛みが美味しい煮物。きのこで食物繊維もしっかり摂れます。
材料(作りやすい分量)
生さんま 2尾
白菜キムチ 80g
お好みのきのこ 80g
ごま油 大さじ1
酒 大さじ1
水 50ml
しょうゆ 小さじ1
作り方
(1)さんまは頭と尾を落とし、4等分の筒状に切り分け、わたを取ってよく洗い、水気を拭き取ります。
(2)白菜キムチときのこを、食べやすい大きさに切り揃えます。
(3)フライパンでごま油を熱し、(1)を並べて両面をこんがりと焼きます。
(4)(3)に(2)を加えて、酒、水、しょうゆを注いで、さんまにからめながら3分間ほど煮たら完成です。
(2)柿
柿に含まれるタンニンには、血中の悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血流をサラサラに保つ働きが期待されています。
血流がよくなれば老廃物もスムーズに出やすくなるので、ダイエットへのサポートも期待できるでしょう。
また、食物繊維も摂れるので、腸活効果の得られる果物と言えます。
おすすめの食べ方:柿と大根のサラダ
食物繊維豊富な大根を合わせた、ビタミンCもしっかり摂れる一品です。
材料(作りやすい分量)
柿 1個
大根 50g
レモン果汁 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1
はちみつ 小さじ1
塩 小さじ1/2
ブラックペッパー 小さじ1/2
刻みパセリ 適宜
作り方
(1)柿と大根は皮をむいて、それぞれ5mm程度のイチョウ切りにします。
(2)レモン果汁、オリーブオイル、はちみつ、塩、ブラックペッパーを混ぜ合わせ、(1)を加えて和えます。20分間ほど味をなじませて完成です。
(3)ルッコラ
通年見かけるルッコラですが、実は秋が旬と言われています。
ルッコラに含まれているアリルイソチオシアネートには整腸効果があり、さらにデトックス効果を持つグルコシノレートも摂れることから、すっきりとしたからだづくりにひと役買ってくれる野菜です。
おすすめの食べ方:ルッコラのおひたし
サラダでおなじみのルッコラも、おひたしにすると量が食べられます。いりごまをたっぷり振って、糖質の代謝をうながすビタミンB1も摂りましょう。
材料(作りやすい分量)
ルッコラ 140g
だし醤油 大さじ1
塩 ひとつまみ
いりごま 大さじ1
作り方
(1)ルッコラはさっと湯がいて、冷水にさらして水気を絞っておきます。
(2)(1)を食べやすい長さ(2〜3cm程度)に切ります。
(3) 塩といりごまを混ぜ合わせておきます。
(4)(2)をだし醤油で和え、(3)を振りかければ完成です。
秋の味覚は楽しまなければ損です。ちょっとしたひと工夫で、ダイエットや美腸に役立てていきましょう!
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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