年齢を重ねると気になり始める「白髪」。実は、外からのケアだけではなく、内側からのアプローチも大切です。
食生活を見直すことで、髪のハリやツヤを保ち、白髪の進行を穏やかにできるといわれています。

管理栄養士の筆者が、髪のエイジングケアに役立つ栄養素や食材、効果的な食べ方についてご紹介します。
■年齢だけじゃない? 白髪が増える原因とは
そもそも、白髪はなぜ生えてくるのでしょうか?
黒髪のもとになる「メラニン」は「色素細胞」でつくられるのですが、何らかの原因で色素細胞がダメージを受けるとメラニン色素を作り出せず、白髪が増えてしまうのだそう。
色素細胞の働きが低下する原因には、加齢や栄養不足、頭皮の血行不良、ストレスなどが挙げられます。
黒くて丈夫な髪の毛をつくるには、材料となるタンパク質などの栄養素を十分に摂取しなければなりません。
ダイエットや多忙により偏った食生活をしていると、頭皮や髪の毛に栄養素が行き渡らず、白髪が増えてしまうでしょう。
また、頭皮の血行不良も白髪に大きく影響しています。
頭皮の血行が悪いと、髪の毛に酸素や栄養素が十分に行き渡らず、代謝も悪くなり、白髪が増えやすくなるのだそう。
以上のことから、食事から白髪予防するには髪の毛の材料となるタンパク質、代謝アップや血行を促す栄養素などを意識して摂ることが大事だということが分かりますね。
■髪のエイジングケアに◎髪の若さを保つおすすめ食材&食べ方
(1)牡蠣
「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は、髪を若々しく保つために欠かせない栄養素が、ぎっしりと詰まった優秀食材です。
特に注目したいのが「亜鉛」。亜鉛は体のさまざまな代謝に関わる酵素の構成成分となり、頭皮や髪の毛の生まれ変わりを促す働きがあるのだそう。
また、亜鉛には髪の毛の材料となるタンパク質の合成をサポートする働きもあるため、亜鉛が豊富な牡蠣は白髪予防に役立つ食材だといえます。
亜鉛は「ビタミンC」と一緒に摂取すると吸収率が高まるため、牡蠣を食べるときはビタミンCが豊富なレモン汁やゆず果汁をかけていただきましょう。
(2)ピーナッツ
手軽に食べられるピーナッツは、実は髪のアンチエイジングにぴったりな食材です。
ピーナッツに豊富な「ビタミンE」には強力な抗酸化作用があり、頭皮の酸化ストレスを抑えることで細胞の老化を防いでくれます。
さらに、ビタミンEには血流を改善する働きがあり、頭皮の血管まで酸素と栄養素をしっかり届けるサポートをしてくれる点も、白髪予防には嬉しいポイントです。
血行がよくなることで頭皮や髪の毛の代謝が活発になり、黒く丈夫な髪づくりにつながります。おやつ代わりにそのまま食べるのも良いですし、サラダのトッピングにするのもおすすめです。
ビタミンEは、脂溶性で油と一緒に摂ると吸収が良くなるため、きのこなどの野菜類・ツナ缶と一緒にオリーブオイルで炒めるなどの調理法で効率よく摂取することができますよ。
(3)黒ゴマ
黒ゴマにはビタミンEや「鉄」「アントシアニン」などの栄養素が含まれています。
鉄はビタミンEと同様、血流を改善する働きがあり、健やかな頭皮や髪の毛をつくるのに役立つ栄養素です。
また、アントシアニンには強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぐことで、頭皮の細胞の老化を防ぐ効果が期待できます。
ゴマは外皮が硬いため、練りゴマやペーストのものを取り入れると、効果的にゴマの栄養素を体内に取り入れられますよ。
黒ゴマ豆乳やスムージーにすると、毎日の食事に取り入れやすくなるためおすすめです。
白髪を予防するには、日々の食生活からアプローチできます。今回ご紹介した牡蠣は11月頃から冬が旬で、ピーナッツや黒ゴマは毎日取り入れやすい食材です。健康的な髪を目指して、ぜひ今日から“食べる白髪ケア”を始めてみてくださいね。
(フリーランス管理栄養士 今井尚美)
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【参考】
※白髪の原因とは?意外な週間も白髪の原因に! – 大正製薬
※亜鉛 – わかさ生活
※ごま – わかさ生活
※ビタミンE-わかさ生活

