この春のトレンドカラーと言えばダスティピンク。大人の女性にも似合うピンクとして人気が出ています。今回は、デザイナー・パタンナーの筆者が、ピンクを着慣れない人でも取り入れやすい、スモーキーな「ダスティピンク」のコーディネート方法を紹介します。
■大人でもOK!ダスティピンクの魅力
ダスティピンクとは、グレーみを混ぜたスモーキーなピンクのことを指します。少しくすんだ色のため、ピンクの子どもっぽい雰囲気や、ビビッドなピンクのような派手さとは一線を画しています。顔色をよく見せる意味でもピンクは30代・40代は積極的に着たいカラーなのですが、大人になると手を出しにくいですよね。ダスティピンクを選べば大人としての落ち着きも表現できますよ。ベーシックカラーとも合わせやすく、コーディネートに変化をつけるのに最適といえるでしょう。
■難しくない!ダスティピンクのコーディネート術
まずは小物で取り入れてみて
普段ベーシックカラーでコーディネートしている人には、ピンクを身に着けるのはハードルが高いかもしれません。まずは価格も安く、面積の小さい小物から取り入れてみてはいかがでしょうか? クラッチバッグなら気軽に持てますし、モノトーンのコーディネートにもアクセントとやさしさを与えます。
バッグと靴の色を合わせれば、それだけでおしゃれに。結婚式などのお呼ばれはシンプルなブラックドレスに、バッグと靴をダスティピンクにするだけでも、大人の女性の魅力を感じさせます。
トップスで取り入れて華やかさをプラス
トップスで取り入れると全体のイメージがピンクになり華やかになります。ダスティピンクは前述のとおりベーシックカラーとの相性がよいのが特徴です。
もしコーディネートカラーがモノトーン系やネイビー系の場合は、ピンクに少しブルーを感じさせる色を選んだほうが合わせやすいかもしれません。ベージュや茶系の場合は、黄みのかかったピンクのほうが合わせやすいでしょう。ただし、トップスに持ってくると顔色を左右するので、しっかり試着をしてくださいね。
ボトムスで取り入れると華やかに
ボトムスにダスティピンクを取り入れれば、グッとおしゃれに見えます。スカートも鉄板ですが、筆者のオススメはパンツコーデ。とくに普段キリッとしたモノトーンコーデが多い人にトライして欲しいコーディネートです。カッコよさをキープしつつ華やかな印象に! 春から夏・初秋にかけても使えるダスティピンクのパンツは、1本あると活躍しそうです。
いかがでしたか? 旬カラーを取り入れてマンネリコーデを春仕様に変えてみてくださいね。
(レタル店主/デザイナー・パタンナー ヒグチトモミ)
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※ONWARD CROSSET