眉は顔の印象を左右するパーツです。
そのため、年齢とともに無理なくアップデートしていくことが大切です。

コスメコンシェルジュの筆者が、トレンドを取り入れながら顔立ちを若々しく見せる、40.50代のための眉メイク術をご紹介します。
■2025年眉メイクの傾向
ここ数年、眉メイクの流行に大きな変化はありませんが、少しずつトレンドは変わってきています。
一昨年、昨年と人気だったアーチ眉は、さらに緩やかな「ソフトアーチ眉」へとアップデート。きっちりと整えられた眉より、自然な質感のふわっとした眉がトレンドとなっています。
そのため、過度な眉カットはおすすめしません。ふわっとした眉は毛流れが重要なので、輪郭からはみ出た部分だけをカットするようにしましょう。
そして眉色は、大流行した眉の存在感を消すミュート眉から、適度な明るさの色へと変わってきています。
形・色ともに、今年の眉の傾向は、40・50代が無理なくトレンドを取り入れられる要素がたくさん。
今っぽさのある大人の眉は、自眉を活かした自然な太さのアーチ形で、少し明るい程度のカラーがおすすめです。
■上品で若々しい大人の眉メイク
(1)眉の隙間を描く

自眉に近い色か、このあと使うアイブロウパウダーに合う色のアイブロウペンシルで、眉毛の生えていない部分を描きます。
基本は自眉に沿って描きますが、もともと直線眉の方は、自然な曲線で描くことで今年らしい雰囲気の眉になります。
この時、強い力で描くと濃くなりすぎて、のっぺりとした眉になるから要注意。軽いタッチで、一本ずつ描き足していきましょう。
私は眉尻の長さが足りないので、眉尻も描き足しました。
(2)パウダーで眉全体を描く

眉の形が描けたら、アイブロウパウダーで眉の色を調整します。
今年は昨年に比べると、落ち着いた眉の色がトレンドです。アイブロウパウダーは、髪色よりワントーン明るい位の色を選びましょう。
眉の中間から色をのせて、眉尻にかけて少し濃く描くと、ナチュラルな立体感が生まれます。
眉頭は薄めにした方が自然なので、ブラシに余ったパウダーで仕上げます。
(3)マスカラで毛流れを整える

眉全体を描いたら、アイブロウマスカラで毛流れを整えます。
今回は明るくなりすぎないよう、アイブロウパウダーの色と同じトーンのマスカラを使用しました。
眉尻から眉頭に向かって毛を逆立てるように塗り、そのあと眉頭以外は毛流れに沿って塗ります。
次に眉頭だけは、上向きになるよう塗ります。
この時、眉頭を直角に立ち上げると、勇ましい顔立ちになるので注意してください。私のように真横に向いて生えている方は、マスカラを塗っても上向きになりにくいので、毛流れを少し整える程度でOKです。
もしもマスカラを塗りすぎてしまったら、スクリューブラシで軽くぼかすといいですよ。
(4)コンシーラーで眉をほどよくシャープに

最後はコンシーラーで、眉の輪郭を整えます。
眉の輪郭を整えることで、清潔感がぐんと上がり、若見え眉になります。
特に眉尻はぼやっとしやすいので、合わせ鏡でチェックしましょう。
つやプラ世代の眉メイクは、今っぽさと自然な仕上がりのバランスが大切です。今回ご紹介したメイク術を参考に、ぜひ大人ならではの魅力を引き出す眉を叶えてくださいね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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