2016年のコスメトレンドを、コスメコンシェルジュ・美容ライターの筆者が振り返ってご紹介します。クッションファンデに並び、2016年の大ヒットアイテムとなったのが、ティントリップ。数々の新製品が発売されました。ベストヒットを、筆者愛用のオススメアイテムとともにご紹介します。
そもそもティントリップとは?
ティントとは、もともとは韓国語の「染める」という意味の言葉。染料という意味に使用されることもあります。つまり、ティントリップとは、唇に色をのせるのではなく、ほんのり染め上げることで内側から色づいた唇を演出するメイクアイテムです。ブームが起こったのは、韓国から。そこからインスピレーションを得て、世界有数のコスメブランド各社からさまざまな新製品が発売され、いずれも各社におけるヒットアイテムとなりました。今年は質感が進化して、より自然な発色のもの、色が落ちにくいもの、体にやさしいものなどバリエーションも豊富になりました。来年に向けて、ティントリップというカテゴリーそのものが定番化していきそうです。
みずみずしくナチュラルな発色
カラーセンサーリップティント/KATE
唇の水分に反応して、つけた人のオリジナルカラーに色づくリップティント。自然に色づいたようなグラデーションづくりにぴったりです。色持ちよりも、みずみずしいナチュラルな質感を重視したい日常使いに。
(全7色 税抜価格1,400円)
ウオータリールージュ/マキアージュ
唇表面をふんわりと染めるティントタイプのルージュ。内側からにじみでるような発色と自然なツヤは、大人女性にもぴったり。色っぽさとかわいらしさを演出してくれます。
(全8色 6g 税抜価格2,300円)
鮮やかに染まるオイルイン
ヴォリュプテ ティントインオイル/イヴ・サンローラン・ボーテ
唇にのせると鮮やかに発色します。塗れたようなうるおいに満ちた質感が美しいままでキープされ、色が落ちないので、長時間の外出やオフィシャルな食事会に筆者も愛用中です。
(全11色 税抜価格 3,800円)
ティント イン ジェラート/シュウ ウエムラ
その名のとおり、ジェラートのようになめらかなテクスチャー。チークにも使えます。カラーが豊富なので、アーティスト気分でシーンにぴったりのものを選んで使えます。
(全10色 税抜価格2,800円)
元祖韓国コスメのじゅわんとした質感
ミシャ ラブリップ ミルクティント(チェリーラバー)/ミシャ
自然に色づくなめらかな質感のリップティント。中でもカラー「チェリーラバー」は、旬のボルドーにぴったりです。牛乳タンパク質、セラミド配合で、リップケアも同時にかなえてくれます。
(税抜価格1,100円)
2017年春夏、ティントリップの領域はますます広くなっていくことが予想されます。アイカラーを楽しむときの自然な発色のもの、鮮やかな発色でリップを主役にするアイテムなど、なりたいリップのイメージでチョイスできるシーズンが訪れそう。さらにメイクが楽しめそうで、今から楽しみですね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ 斎藤明子)
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【参考】
※カラーセンサーリップティント – KATE
※ウオータリールージュ – マキアージュ
※ヴォリュプテ ティントインオイル – イヴ・サンローラン・ボーテ
※ティント イン ジェラート – シュウ ウエムラ
※ミシャ ラブリップ ミルクティント(チェリーラバー) – ミシャ