つや肌は若々しく見えるものの、難易度が高いメイクでもあります。「つや肌にしたくてもできない」「つやを出せたけどくずれてしまう」などのお悩みが筆者に届くことは少なくありません。
美容ライターの筆者が実践している、つやつや美肌が長時間つづくプロテクニックをご紹介します。
■保湿はマスト!うるおいをたっぷりと仕込んでおく
つや肌づくりでもっとも重要なのは、「肌のコンディション」です。内側から発光するような肌に仕上げるためにも、メイク前の保湿は入念にしておきましょう。
つや肌タイプのファンデーションを使ってもつやが物足りなく感じる方は、化粧水や乳液の使用量を1.5倍にしてみてください。それでも足りなければ少しづつ増やして仕上がりの変化を比べると、質感の変化を感じられるでしょう。
肌にしっかりとうるおいをため込んでおくことがつや肌づくりの基本であり、最大の秘訣でもあります。
■リキッドorクッションファンデーションを頬にたっぷりと
ぬれたようなしっとりとした質感を実現するには、リキッドファンデーションやクッションファンデーションがおすすめです。クリームタイプも良いのですが、皮脂の多い時期には重たくなりくずれてしまいやすいので、季節を選んで使いたいアイテムです。
ファンデーションを使う時は、まず頬の高い部分にたっぷりとのせましょう。この部分がキレイに仕上がっていると、それだけで美肌感がアップします。
頬を塗り終えたら、残りのファンデーションを「額→あご→鼻→目周り」の順に広げてください。鼻や目周りなどのヨレやすい部分を最後に塗ることで、化粧もちが良くなりますよ。
■フェイスパウダーは、全顔に塗らずごく薄で
美しいつや肌をキープするためにも、仕上げにフェイスパウダーを重ねましょう。しかし、粉を重ねるとどうしてもつや感が減ってしまいます。
つや感を残すためにもフェイスパウダーは全顔に塗らず、Tゾーンや目周りのみでOKです。その後、パウダーチークやハイライトを重ねるだけで粉としての役割を果たしてくれます。顔にのせる粉の量を最小限にすませることで、しっとりとしたつや感を楽しめます。
最近のクッションファンデーションは、フェイスパウダーを重ねなくてもOKなアイテムが数多くあります。肌の状態や化粧もちを確かめながらパウダーレスを目指すのも良いですね。
いかがでしたか? つや肌を持続させるには、適切なスキンケアやファンデーションの塗り方、重ねる粉の量などのさまざまなポイントがあります。自分の肌と照らし合わせながら、ベストバランスを探してみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)
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