湿気で化粧崩れがおきやすい梅雨どき。ふと鏡を見ると顔がドロドロ……という方も多いのではないでしょうか。

美容ライターでコスメコンシェルジュの筆者が、メイク直しが最小限で済む、崩れない梅雨どきのメイクテクニックをご紹介します。
■しっかり保湿&ベタつきのティッシュオフ

湿気の高さや皮脂が気になる時季は、スキンケアによるベタつきが気になりがち。過剰な油分はメイク崩れの原因になりますが、油分を避けて軽くしすぎると保湿不足になりかねません。
保湿不足は乾燥を招きます。乾燥すると皮脂を補おうとして皮脂が過剰に分泌されやすくなるため、湿気が多いときでも保湿はしっかりと行いましょう。
しかし、しっかり保湿をすると乳液やクリームのベタつきを感じやすくなるかもしれません。
朝のスキンケア後は10分間程度放置して、水分や油分をなじませてください。毛穴や皮脂が気になりやすい部分は、ティッシュでやさしく抑えておくのがおすすめです。
■ベースメイクは極力薄く、スポンジで余分な油分を抑える

準備が整ったら、ベースメイクを始めましょう。
メイク崩れに強い化粧下地などを使う場合は、乾燥しやすくなる可能性もあるので肌のコンディションに応じて取り入れることをおすすめします。
キレイな状態をキープするには、できるだけ薄塗りにしておくことが大切です。塗り重ねるほど崩れ方が汚くなりやすいので、必要最低限に留めておきましょう。
ファンデーションを塗り終えたら、フェイスパウダーを塗る前にスポンジで余分な油分を抑えてみてください。このひと手間でファンデーションの密着力が高まります。
■眉と目まわりにもパウダーをきちんと塗布

眉やアイメイクなどのポイントメイクの崩れを防ぐために、細部までフェイスパウダーを塗っておきましょう。
パウダーで油分を抑えておくと、眉やアイメイクの密着度がアップし、湿気や皮脂で崩れにくくなります。
パフだと細部まで塗りにくかったり、量がつきすぎて乾燥小じわが目立ったりしやすいため、小回りがきく毛量の多いブラシでつけるのがおすすめです。
眉の地肌部分や上まぶた・下まぶたなど、塗り逃しやすい箇所を意識しながら丁寧に仕上げてください。
■フィックスミストで仕上げる

ポイントメイクまで終わったら、最後にフィックスミストで仕上げるとより崩れにくくなります。
フィックスミストとは、メイク後に使用するミストタイプの化粧水です。メイクのもちを高めながら、うるおいを与えて日中の乾燥を防ぎます。
メイク崩れが気になるシーズンは、仕上げに取り入れると手早く対策できて便利です。
梅雨どきのメイク崩れは悩みの種ですが、工夫次第で崩れにくく、汚く崩れないようにすることができます。今回ご紹介したテクニックを取り入れて、梅雨もさわやかな表情で乗り切ってくださいね。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
【関連記事】
・若見えだけどイタくない!40・50代に◎なアイメイク
・40・50代の目元の印象が激変!若返るアイシャドウの塗り方
・たった一手間で若見えが叶う!ほうれい線を無くすメイク術
・「オバ唇」で老けて見える!?ふっくら唇が叶う簡単ケア