最近は太眉だったり、フューシャーピンクだったり、80年代のリバイバルメイクが流行っていますよね。でもちょっと待って! あくまでもそれは「ぽい」だけなんです。80年代のそのままのメイクではないんです。ファッションでもメイクでも、流行の歴史は繰り返すといいます。でも同じところをぐるぐる回っているのではなくて少し角度を変えてを回っています。例えるなら、らせん階段のように…。
80年代のメイクではなくて、角度を変えた「80年代っぽい」メイクが流行しているわけなんです。では、皆さんのメイクはどうでしょうか? 一度覚えたメイクのままではないですか? 角度を変えたりしてバージョンアップしていますか? 今回は、「今となっては古臭く見えてしまうメイク」の解決方法をご紹介します。
■良かれと思っていた「ハイライト」
日本人の比較的のっぺりとした顔に立体感ハイライトは有効的です。ですが、使う色がとても重要なんです。パールのホワイトを使っている方が多いのではないでしょうか? 残念ながらそれは避けた方がベター。30代、40代のつやプラ読者世代の方には、パールのホワイトは白浮きをしてしまい、かえってくすんで見えてしまうことも。ハイライトをつかうなら、ベージュやバナナの皮をむいた中身の色くらいのやわらかいホワイトで、あまりパール感が強くないものを選びましょう。
■良かれと思っていた「眉下メイク」
次は、ハイライトつながりで眉下メイクについてです。以前は、眉山から眉尻へ向かっての眉下カーブにハイライトを入れるメイクがスタンダードでした。でも最近は入れない方がスタンダードです。ストレート太眉が流行しているのもありますが、眉下に明るい色を入れると顔がキツくみえる傾向があるんです。どちらかというと柔らかい顔が好まれる現在、キツく見える眉下メイクは卒業しましょう。
■良かれと思っていた「目の下メイク」
目の下のメイクは目を大きくみせるのに有効的です。特に明るい色をいれると、肌がくすみがちな30代・40代のつやプラ読者世代の方々の肌色の透明感がアップするのでお勧めです。ただ、ここでも問題になるのは「どんな色をいれるか」です。目の下、涙袋の部分にホワイトをいれていませんか? ホワイトでは、30代・40代の魅力である上品さを出すことができません。入れるならば、パール感のあるピンクやベージュなど少し色を感じるものを入れると上品にオトナっぽく仕上がりますよ。
いかがでしたか? こうみるとメイクのホワイトの使い方がとても重要なのがわかります。ただ、この記事に書いたことも数年後には確実に古くなってしまうことは明らか。何年も同じメイクをするのではなく、日頃から柔軟でありたいですね。
(Hair&Make NANA)
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