本格的に寒くなってくると手が伸びるアイテムといえば、ハイネックやタートルネックニット。防寒とトレンドを両立するアイテムですが、首元に抜けがない分、すっきりとした印象に見せるのがむずかしいと思っている人が多いと思います。
しかし、選び方のポイントをおさえておけば、おデブ見えを防ぐことが可能です。
スタイリストの筆者が、体型が気になる人でもとり入れられる「ハイネック&タートルネックニットを選ぶポイントと、その着こなし術」をご紹介します。
■着太りしない!ハイネック&タートルネックニットの選び方
適度にゆるさのあるサイジングのものを選ぶ
「身体にぴたっと添うようなサイズのものを選ぶと、気になる部分があらわになってしまう」ということは皆さん周知の事実。とりわけハイネックやタートルネックなどの首元が開いていないタイプのトップスは視線の抜け道がなく、よりコンプレックスが浮き彫りになってしまうことがあります。
まずは、適度にゆとりのあるサイズ感のものを選ぶことが着こなしよりも重要なポイント。サイズ展開のあるものは、いつものサイズよりもワンサイズ大きめを選んでも良いと思います。
首元に余裕のあるものを選ぶ
全体のサイジング同様、首元のゆるさも重要です。首や顔の間に若干の余裕があるものを選ぶと体型をカモフラージュできるだけではなく、小顔効果も得られます。
また、折り返して着るタイプのタートルは折り返さず、くしゅくしゅとたるませるように着るとゆとりがあるように見えます。さらに、今っぽくも見せることができるので試してみてください。
肌が透けるような薄手素材はさける
肌が透けて見えるようなシアーな素材のニットが今トレンドとなっていますが、これもさけた方が良いでしょう。
肌感が見えることで膨張して見え、インナーにも気を配る必要があります。どうしてもとり入れたい場合は、他のトップスと重ねて首元だけを見せるなど、インナー使いをするのがおすすめです。
透けない、けれど厚手すぎない素材を選んでみてください。
■体型をカモフラージュ!ハイネック&タートルネックの着こなし術
トップスとのレイヤードならトレンド感も◎
(スーパーファインウール タートルネック ニット/23区 税込価格19,910円)
トップス×タートルネックニットのレイヤードは、今のトレンドの着こなし方。
お手持ちのタートルのサイジングがタイトな場合はインナーとして使い、上からゆとりのあるトップスをプラスすれば体型カバー効果を手に入れることができます。
ロング丈のアウターを合わせて縦長に見せる
(ウールカシミヤブレンドバルキー タートルネック ニット/23区 税込価格19,910円)
ロング丈のコートやベスト、カーディガンなどを合わせて視線を縦に送るようにすると、すっきり見えが叶います。
その際、襟やボタンなどの縦に流れるようなデザインがあるものを選ぶと、さらにカモフラージュ効果が高まります。
ボトムスはストンと落ちるタイプのものを合わせる
(ウールカシミヤブレンドバルキー モックネック ニット/23区 税込価格17,930円)
ボトムスは、タイトすぎずボリュームが出過ぎないものを合わせると、膨張見えを防ぐことができます。
パンツであれば「センタープレス入り」、スカートであれば「細かめのプリーツ」などのシャープさを感じるデザインをプラスすると、コーデをはっきり・すっきり見せる効果大です。
これからハイネックやタートルネックを購入する人は、まずは選び方のポイントをおさえて着太りを回避してください。そして、すでにお手持ちのアイテムを活用させたいという人は着こなし方を参考にしていただき、この冬はたくさんハイネック&タートルネックを活躍させてくださいね。
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
【関連記事】
・40・50代が履いてはいけないNGデニム&おすすめの着こなし
・少ない服でお洒落に!1年中活躍するオールシーズン服
・若見え&美人な印象に!40・50代が使いたいマスク3選
・40•50代が履いてはいけない黒パンツコーデ3つ
【参考】
※オンワード