トレンドを超えて定番シューズとなっている「スニーカー」。しかし、大人世代のなかにはスニーカーをコーデにうまく取り入れられず、苦手意識をもっている人も多いのではないでしょうか。
スタイリストの筆者が、老け見えするNGスニーカー&NGコーデと、大人におすすめのスニーカーをご紹介します。
■大人が履いてはいけないNGスニーカー&おすすめスニーカー
ごちゃごちゃとデザインが渋滞しているもの
ラメ、シューレースがリボン、ビジュー付き、ヒール付きなどのデザイン性の高いスニーカーが過去にトレンドとなりました。
しかし、現在はこのようなデコラティブなものは時代遅れな印象を与えてしまうので、選ばない方が良いでしょう。
おすすめのスニーカー
シンプルでロゴなどの主張も少ないものならどんなコーデにも合わせやすく、万能に使えます。
クラシック過ぎるデザインやフォルムのもの
体育館履きのようなクラシカルな見た目のスニーカーは、大人には若々しく履くことがむずかしいのでさけた方が無難です。
おすすめのスニーカー
おもいきってスポーティーなものを選んだ方が老け見えせず、今っぽさも◎。
まずはホワイトやブラック、グレーやベージュなどのベーシックカラーを取り入れると、意外と普段のコーデにもハマりやすいですよ。
丸みを帯びたつま先やシルエットのもの
全体的に丸くボテッと見える形のスニーカーは、足の形をキレイに見せることがむずかしく太見えしてしまう可能性が高いのでNGです。
おすすめのスニーカー
横幅が広過ぎず、つま先に向かって細くなるようなものを選ぶと、下半身を比較的スッキリ見せることができます。
■老け&太見えにつながるスニーカーのNGコーデ&おすすめコーデ
(1)肌の抜けが少ないコーデ
スニーカーコーデの基本としてご存じの方も多いと思いますが、肌の抜け感が少ないと全体のバランスが重たく見えてしまいます。
おすすめコーデ
足首はできるだけ見せるようにすると、軽やかさがアップします。
足首を見せられない丈感のボトムスの場合は、手首を見せる、胸元が詰まり過ぎていないトップスを着るなどをすると、全体のバランスが良くなります。
ボトムスの分量に見合わないボリュームのスニーカーコーデ
ボトムスとの合わせ方が全体のバランスを左右するスニーカーコーデ。
ボトムスの分量と同じようなスニーカーを合わせてしまうと、太見えする場合があるので注意が必要です。
おすすめコーデ
ボトムスにボリュームがある場合は軽めでシンプルなスニーカーを、反対にボトムスがタイトめだったり、ボリュームが少なめの場合はハイテクスニーカーのような分量を感じるようなものを合わせてみてください。
スニーカー×ラフ過ぎるコーデ
上下ともカジュアルなアイテムにスニーカーを合わせてしまうと、ラフ過ぎるので大人のお出かけスタイルには不向きです。
おすすめコーデ
キレイめ、もしくは女性らしさを感じるようなアイテムをどこか1つ取り入れたコーデにスニーカーをプラスすると、こなれ感が出るのでラフ過ぎないスタイルを完成させることができます。
仕上げにアクセサリーや小物を追加すると、さらにおしゃれ度がアップしますよ。
決め過ぎや派手すぎるアイテムが影を潜めつつある今、コーデに抜け感を与えるスニーカーを味方につけておいて損はありません。ラクに過ごせて今っぽく見せるスニーカーコーデを、大人女性にもぜひ取り入れていただきたいと思います。
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
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【参考】
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