夏になると鮮やかな色やキラキラしたメイクアイテムを使いたくなりますが、40・50代は使い方を間違えると老け見えの原因になってしまいます。特にアイメイクでは失敗が多いので、注意が必要です。
メイクアップアドバイザーの筆者が、目元の老け見えを招く夏のNGアイメイクを紹介します。
■NG!大粒ラメやグリッターを多用する
夏になると使いたくなるのが大粒のラメやグリッターですよね。夏の強い日差しにラメが反射してとても映えるのですが、40・50代のつやプラ世代が使うには注意が必要です。
つやプラ世代が、大粒ラメやグリッターを、まぶた全体や涙袋全体など広範囲に多用すると、派手で品のない印象に見えてしまいます。
大粒ラメやグリッターは「ポイント使用」で
大粒ラメやグリッターを40・50代がメイクに取り入れる場合は、目頭や下まぶたの目尻などにポイントで使用するようにしてみましょう。目頭や目尻は年を重ねると、くすみや影が出やすい箇所で、これを放置しておくと老け見えにつながります。ここに華やかな大粒のラメやグリッターを使うことで、くすみや影を光の反射で飛ばしてくれるので、若々しい目元を演出することができます。
■NG!濡れツヤを意識したアイメイク
夏になると、さまざまなブランドで新作のリキッドアイシャドウやクリームアイシャドウが登場します。肌への密着感やパウダーでは表現することのできないしっとり感が魅力のアイテムですが、質感を注意して選ばないと、老け見えにつながってしまう場合があります。
濡れたようなツヤ感に仕上がるものや、パール感の強すぎるもの、メタリックな質感に仕上がるものは、まぶたの小じわを目立たせてしまいます。
また、光を強く反射することで、まぶたが前に出て見える分、目周りのくぼみが気になる方は、そのくぼみをさらに目立たせることになってしまいます。
「質感重視」でアイテムを選ぶ
リキッドアイシャドウやクリームアイシャドウは、ほどよいツヤ感のものや、しっとり湿度を感じるスチーミーマットな質感のものを選んでみましょう。
あまり濃すぎるカラーは目元が沈んで見えるので、目元のくすみを掃い、フレッシュな印象を与えてくれる、オレンジブラウンが40・50代におすすめです。
■NG!彩度の高すぎるカラーを広範囲に使う
夏はファッションも鮮やかなアイテムが増えるので、それに合わせてメイクにも夏っぽく鮮やかなカラーを使いたくなる方が多いと思います。
しかし、つやプラ世代が彩度の高い鮮やかなカラーのアイシャドウを広範囲に使用してしまうと、派手で時代遅れのような印象に見えてしまう場合があるので注意が必要です。
鮮やかなカラーは「少ない範囲で」使う
夏のファッションに合わせて、鮮やかなカラーをアイメイクに取り入れたい場合は、使う範囲を少なくしてみましょう。
カラーアイライナーにチャレンジしてみたり、鮮やかなカラーのアイシャドウを下まぶたの目尻に使用すると、40・50代の目元にもマッチして、上品にトレンド感を取り入れることができますよ。
これまでのご自身の夏メイクで、当てはまる箇所はありましたか? 今年の夏は、カラーアイテムを賢く使って、夏のアイメイクを楽しんでくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)
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