気温が高い日が続き、半袖でも暑さを感じる日々。二の腕の太さが気になりつつも、ついついノースリーブに手を伸ばしたくなりますよね。

スタイリストの筆者が、腕の太さをカバーできるノースリトップスの選び方と、二の腕をカモフラージュするコーディネートをご紹介します。

■腕周りをカバーできるノースリトップスの特徴

肩のラインを覆うタイプのもの

最近は、ノースリーブでもさまざまなデザインのものがラインナップされていますが、肩を全て露出するようなものは骨格や肉付きのラインが丸見えになってしまうので太く見えてしまう場合があります。

肩のラインを覆うような、いわゆる“キャップスリーブ”と呼ばれるデザインのものをチョイスし、気になる肩周りと二の腕をカモフラージュすると良いでしょう。

袖にデザイン性があるもの

肌の露出度が多いノースリーブはシンプルすぎるものだとポイントがなく、ダイレクトに肌に目が行きがち。そのため太って見えることがあります。

ブラウスやシャツなどの袖にデザイン性がある、またはボタンが付いていると、縦に視線を送ってくれるのでイチオシです。

アームホールの開きが広すぎないもの

ノースリーブを選ぶ際に意外と盲点なのが「脇の開き」。インナーが丸見えになるほど大きく開いているものは、脇のハミ肉などが見えてしまい太見えしてしまいます。

アームホールはなるべくインナーが見えない程度の開き具合のものを選ぶのが、すっきり見せのポイントです。

■二の腕を上手くカモフラージュするコーディネート3選

(1)腰回りにゆとりのあるデザイン

（バックフレア切り替えノースリーブチュニック／AMERICAN HOLIC　税込価格1,690円）

ピタッと身体に沿うラインのものだと、より腕の太さを強調してしまうノースリーブトップス。ですが、なるべく身体のラインが見えないゆとりのあるもの、とりわけAライン気味のものだとお尻や太もも周りもカモフラージュできます。

また、サイドスリットが入っているものは腰回りに余裕が生まれ、シャープな印象をプラスします。合わせるボトムスは横に広がらないボリュームのありすぎないシルエットで、センタープレスや細かめプリーツなどがさらに細見えします。

(2)細見え効果抜群のデザイン＆柄を取り入れる

（リネンレーヨンコーティングウォッシュブラウス／SHARE PARK LADIES　税込価格8,690円）

縦に並んだボタンがあることで、細く長い印象を与えるシャツ。前を開けてジレのように羽織りとして使うこともできるので、着回しも効く大人におすすめのアイテムです。

さらに細見え効果のあるストライプ柄を取り入れて、すっきり、清潔感あふれるスタイルにまとめてみてください。そして、ブラックの小物を合わせて、さらに引き締め効果を狙ってみてください。

(3)華やかさ＆スタイルアップも叶える小物も駆使

（ノースリーブ コットン Tシャツ／23区　税込価格6,930円）

シンプルなノースリーブトップスの場合、お出かけ仕様にするならアクセサリーは不可欠。ロングネックレスやロングピアスなど、縦長に見せることができるものをプラスすると、華やかさと同時に細長く見せることができます。

また、ブレスレットで手首部分を強調させると、腕が露出していても華奢な部分に視線を送ることができますよ。

涼しさと季節感を演出できるノースリーブトップスは、猛暑の今年もぜひ取り入れたいアイテム。選び方や着こなし方をほんの少し工夫すると、気になる部分もカモフラージュできます。ぜひ、お試しください！

（スタイリスト／ライター　森田　文菜）

 

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