2022年08月30日

誰でもオシャレに見える！40・50代に◎なカラーボトムス

ファッションスタイリスト
角佑宇子

今流行りの「カラーアイテム」。2022年の秋冬も、春夏に負けないくらい鮮やかなトレンドカラーが登場しています。今季は、大人世代もカラーブームに乗って積極的に取り入れてみてください。

スタイリストの筆者が、40・50代女性におすすめのカラーボトムの取り入れ方をご紹介します。パンツやスカートは黒しか持っていないという方は、ボトムスに色を足すだけで一気にイメチェン効果が得られますよ。

■40・50代女性におすすめのカラーボトムコーデ4選

（FluidBackSatin ドロストパンツ／ICB　税込価格17,930円）

カラーボトムスのなかでも一番取り入れやすいのが「ブルー」。ブルーはデニムの色でもあるのでカラーアイテムのなかでももっとも親しみやすく、多くの方が抵抗なく挑戦できるのではないでしょうか。

とはいえ、発色の強い濃いブルーやロイヤルブルーなどは主張が強く、組み合わせに悩みがち。そこで最初におすすめしたいのが、薄いサックスブルーのカラーボトムスです。やわらかくて清潔感のある印象を引き立たせるので、大人世代にとって相性の良い色合いです。

トップスはサックスブルーよりも深く濃いネイビー系を合わせると良いでしょう。同じ系統の色合いでトップスとボトムスをまとめるとコーデに統一感が生まれ、カラーボトムスも難なく着ることができると思います。

（Waterproof プリーツスカート／ICB　税込価格25,300円）

サックスブルーに次いでおすすめしたいのは、「ラベンダーカラーのスカート」。ラベンダーカラーのスカートは見つけたら即買いアイテムです。

ほのかに大人らしさと知性を感じる色合いなので、40代以降の大人女性が身につけるとさらに品の良さが引き立つでしょう。

組み合わせるトップスは白や黒でもOKですが、シックなライトグレーのトップスを取り入れると、周りと差のつくおしゃれなカラーコーディネートが完成します。冬場はグレーのウール系ニットを合わせることがおすすめです。

（TRストレッチギャバテーパードパンツ／23区　税込価格17,930円）

ブルーと同じく試しやすいカラーボトムスの「キャメル・ブラウン系アイテム」。ベージュよりも濃い色を選ぶと肌と同化して見えないので、ボトムスで取り入れても問題ありません。

ただし、パンツのシルエットによってはお尻や太ももまわりが目立って見える場合もあります。とくに、足が細見えするテーパードパンツは鉄板のアイテムですが、トップスをインするとお尻のラインが丸見えになってしまいます。なので、できるだけシャツアウトして着る方がおすすめです。

もし、トップスをインしたいときは、上からオーバーサイズシャツを羽織って気になるお尻や腰まわりをさりげなくカバーしましょう。

（メモリータフタティアードスカート／23区　税込価格19,910円）

この秋、注目となっているカラーのひとつが「レッド」。赤は、あらゆる色のなかでも群を抜いて主張が強いカラーです。

なので、組み合わせる色の配色バランスを整える必要があります。そこで、失敗しない組み合わせは「ブラック」。トップスだけをブラックにするのではなく、バッグや靴もすべて黒で統一させることがポイントです。すると、赤のボトムスとのバランスが良くなります。

また、首が詰まっていると少々きつい印象になるので、襟は丸襟・ボートネック・スクエアネックなどのデコルテがさりげなく見えるデザインを選びましょう。手首もチラリと見えていると、抜け感がアップします。

これまで無難な黒やグレーばかりを着ていたという方にとって、鮮やかなカラーアイテムは身につけるだけでソワソワしてしまうことでしょう。ですが、カラーアイテムを上手に取り入れたいのなら、色を身につけることに慣れることが大切です。

いきなり赤のスカートに挑戦するのはむずかしいという時は、やさしくて馴染みの良いブルーやカーキ、ブラウンといった色から挑戦してみると良いでしょう。もしくは、バッグや靴といった、小物やアクセサリーなどのカラーアイテムから色を身につけるのも良いですね。

カラーアイテムに慣れてきたら、少しずつコーデのメインとなるような鮮やかな色をプラスしてみてください。この秋は、カラフルムードでおしゃれを楽しみましょう。

（ファッションスタイリスト・ライター　角　佑宇子）

【参考】
※オンワード