「眉メイク」は時代やトレンドによって、形や色が大きく変わるもの。そんな眉メイクに欠かせないアイテムのなかには、40・50代には使いにくいものもあります。
コスメコンシェルジュの筆者が、40・50代にNGな眉メイクアイテムと、OKな眉メイクアイテムをご紹介します。
■アイブロウペンシル
NG:太い芯のペンシル
眉メイクに欠かせないアイブロウペンシルは、とくに芯の太さに気をつけましょう。
太い芯のペンシルで描くと不自然な印象になりやすく、のっぺりとした古臭い眉になってしまうことも。
また、シャープナーで削って使用する鉛筆タイプのペンシルは、手間がかかるうえ、比較的発色が濃くなりやすいので気をつけましょう。
OK!:細い芯のペンシル
細芯タイプは眉の隙間部分に毛を一本一本足すように描けて、ナチュラルな眉に仕上げることができます。また、眉尻までシャープに描けるのも、うれしいポイントです。
ペン先を削る必要がない、繰り出しタイプを選ぶと手間がかからないため、家事や仕事に忙しい40・50代にもおすすめです。
■アイブロウパウダー
NG:色に仕切りがあるパレット
ふんわりとした仕上がりが叶うアイブロウパウダーは、使いやすい色がひとつに収められている多色入りのパレットタイプが便利です。
しかし、色ごとに仕切られているパレットはブレンドしにくく、自分に合った色を作りにくい場合があります。
OK!:色に仕切りがないパレット
パレットタイプのアイブロウパウダーは、色が仕切られていないものがおすすめです。パレット上で色をブレンドしやすいので、微調整を加えながら、理想の仕上がりを叶えることができます。
優秀なプチプラアイブロウパレットが豊富に販売されているので、流行カラーを適度に取り入れながら、今っぽい仕上がりを楽しんでみてくださいね。
■ツール
NG:柄が短い、毛が硬いブラシ
アイブロウパウダーなどの付属のブラシは、柄が短いものが多く、持ちにくかったり、手に力が入りやすくなったりします。
ふんわりと描いているはずなのに、なぜか眉が濃くなってしまうという方は、柄が長いアイブロウブラシの購入を検討してみましょう。
スクリューブラシは毛流れを整えるだけでなく、描いた眉をぼかすときにも重宝するアイテム。なかには毛が硬いものがあるので、肌あたりが気になる方は素材に注意しましょう。
OK!:柄が長く、持ちやすいブラシ
柄が長いブラシなら力加減のコントロールがしやすく、思い通りの発色が叶います。
ブラシ類は天然毛を選ぶと、毛がやわらかくて肌あたりがマイルドに。しかし、お手入れを頻繁にしたい場合は、気軽に洗える人工毛がおすすめです。
スクリューブラシは、自由にブラシの角度を変えられるタイプだと、さらに使いやすくなりますよ。
■アイブロウマスカラ
NG:ブラシ部分が大きい・色が明るすぎる
ブラシ部分が大きいアイブロウマスカラは、一度に塗れる面積が広くて、時短になるイメージがあるかもしれません。しかし、肌につきやすく、かえってメイクに時間がかかってしまう……なんてことも。
また、アイブロウマスカラの色が明るすぎる場合、古臭い印象になってしまうことがあります。
OK!:ブラシ部分が小さい・ほんのりとした発色
アイブロウマスカラは、ブラシが小さいものを選びましょう。細かい部分に塗りやすく、はみだしや肌につくことを防止することができます。
以前は髪色に合わせた眉色が主流でしたが、最近はアイシャドウと同じ色を使用したり、自由なアレンジを楽しむのもおしゃれ。
大人世代が遊びのあるカラーを取り入れるなら、透明感があってほんのりと色付くアイテムを選んでみましょう。夏らしいオレンジがかった「テラコッタ」や、落ち着いた赤色の「ガーネット」など、ブラウンベースでほんのりと色付くものなら、さりげなく取り入れられますね。
メイクのなかでも難易度の高い「眉メイク」。実は使うアイテムを工夫するだけで、仕上がりを大きく変えることができます。便利なアイテムの力を借りて、理想の眉を叶えていきましょう!
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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