スキンケアアイテムのサンプル品を、旅行の時に持っていこうとためておくことは、よくありますね。でも実際に使う時に古くなっていたり、これまで使ったことがないものだったりでは、お肌のトラブルを招きかねません。乾燥する機内やホテル、冷房・暖房・いつもと違う気候などで、旅先のお肌はいつもよりも疲れています！　そんな時にコンパクトに持っていけて、簡単にケアができるスキンケア方法を、元国際線のキャビンアテンダント（CA）だった筆者がご紹介します。もちろん、くたくたに疲れた日のスキンケアにも応用できますよ。

クレンジングはシートタイプがおすすめ

普段「肌をこするから」とシートタイプのクレンジングを避けている方も多いですよね。でも旅行の時はシートタイプがおすすめ。理由は、海外旅行だと現地の水がお肌に合わないこともあるからです。シートタイプのクレンジングなら、水を使わずにメイクを落とせます。友達同士の女子会や旅行など、洗面所が混みそうな時でも、鏡さえあればササッとメイクが落とせるので便利です。お化粧直しにも便利なので、筆者は普段から常にポーチに入れていて、ちょっとメイクを直したい時に使い、よれやメイクが濃くなりすぎるのを防いでいます。

化粧水のかわりにシートマスク

化粧水を持っていくにも、普段使っているものは大きすぎるし、荷物になる。そんな時には、化粧水の代わりに、日数分のシートマスクを持っていきましょう。帰りは荷物が減って軽くなります、紫外線が気になる土地なら美白タイプ、乾燥する土地なら保湿タイプなど、用途に応じて使い分けることもできます。使い終わった後は捨てずに、ベッドの横やテーブルの上に置いておけば、ホテルや旅館のお部屋の乾燥対策にもなります。そこにアロマオイルを数滴たらすと、香りを味わいゆったりした気分を楽しめます。柄付きのシートマスクは、かわいくて楽しんで元気をもらえるので、普段から愛用しています。

保湿はオールインワンタイプが便利

シートマスクは保湿＋美容液効果もあるので、そのあとはクリームなどの保湿でよいのですが、オールインワンタイプであればさらにしっかりしたケアができます。疲れてシートマスクする元気もない時や、朝起きるのが遅くなってシートマスクの時間がないという時も、オールインワンならそれだけで十分なケアになります。常に荷物をコンパクトにしていた筆者は、プチプラのオールインワンで、顔だけでなく、ボディの保湿用やハンドクリームとして全身に使っていました。普段も小さな容器に入れ替えて持っていると、寒い季節でも暖房で汗ばんだときなどに使えて、その後乾燥するのを防げます。

この方法なら、持っていったスキンケアを全て使いきって、帰りはその分お土産を買っても大丈夫です。ついつい適当に済ませがちな旅先のスキンケアですが、環境の変化や疲れなどでお肌はダメージを受けています。だからこそ、旅先では丁寧なスキンケアを心がけてください。
（インターナショナルビューティライフプロデューサー　MINAKO）

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