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飲む以外にも!「インスタントコーヒー」の裏技的使い方4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

仕事や作業の合間にちょっとひと息。そんなときによく飲まれるのが、インスタントコーヒーです。お湯を注ぐだけで時間もかからないし、簡単に作れてとっても重宝します。買いだめしている方も多いと思いますが、実はインスタントコーヒーには飲む以外にも使い道があるんですよ。料理研究家の筆者が4つの使い方をご紹介いたします。

55608346 - coffee beans on wood dish with instant coffee in wood bowl

■1:カレーやシチューの隠し味として

インスタントコーヒーをカレーに入れると、独特の香ばしさが加わってちょっと大人の味に変化します。あまり入れると苦くなりすぎるので、様子をみて少量ずつ入れましょう。独特の脂っぽさも薄れてスッキリした仕上がりに。ビーフシチューやハヤシライスに入れるのもいいですね。

■2:ビールに入れると黒ビールの風味に

ビールにインスタントコーヒーを入れることでコクが加わり、黒ビールのような味わいになります。黒ビールよりも爽やかな飲み口で、後味もスッキリ。最初から混ぜるのではなく、粉を泡に浮かべて徐々に混じっていくくらいがいいですね。ハワイのビールメーカーではすでに商品化もされている飲み方です。

■3:肉料理のクセをやわらげて香ばしさを加える

ステーキ肉や豚肉をインスタントコーヒーに漬けてから調理すると、独特の臭みがやわらいで香ばしさが加わります。また、スペアリブなど肉を焼く際に表面に振りかけると、香ばしさとともにきれいな焼き色を付けることができます。

■4:染料に使用してアンティーク風に

布や紙などをインスタントコーヒーに入れて、染料として使う場合もあります。アンティーク風に見せるのに効果的です。また、絵画の贋作を作る際に、キャンバスを古く見せるのに使われるという話は有名です。

いかがでしたか? インスタントコーヒーは、忙しいときでもパパッと作れてすぐに飲めるのがいいところです。慌ただしい朝などにはピッタリ。いろいろ使い方を覚えておくと、もっとその魅力を楽しめると思いますよ。
(料理研究家 オガワチエコ)

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