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ときどき食べたくなる!美味しい「焼きおにぎり」の作り方

台湾料理研究家
小河 知惠子

いろんな具材を入れて楽しめるおにぎりもいいけれど、たまに食べたくなるのが、焼きおにぎりです。味つけはシンプルながら、カリッとしたおこげの食感や香ばしさがたまりません。コンビニでも売っていて、つい手が伸びます。でも、やっぱり焼きおにぎりは、できたて作りたてを味わいたいもの。今回は、料理研究家である筆者が、「美味しい焼きおにぎりの作り方」についてご紹介します。

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■1:しっかり握って少し固めに作る

焼きおにぎりは、焼いている最中に醤油を塗りますが、この際に醤油がしみ込んでいくと、どうしてもごはんが崩れやすくなります。そうなると見映えも悪く、ガッカリした仕上がりに。普通のおにぎりであれば、ふっくらとさせたいところですが、焼きおにぎりの場合はしっかりと固めに握りましょう。

■2:三角に握ったほうが焼きやすい

焼きおにぎりは、お焦げが肝心。カリッとした食感や香ばしさが加わります。キレイなお焦げを作るためには、どの面もまんべんなく焼きたいもの。そのためには、オーソドックスな三角形が適しています。

■3:醤油とみりんを合わせて少し甘めに

おにぎりに塗るタレは、醤油だけだとしょっぱくなりがちです。醤油にはみりんを合わせるといいでしょう。好みもありますが、3:1ぐらいの割合が目安になります。醤油でなく味噌あじにする場合も、同じようにみりんを合わせるとコクが加わって美味しく仕上がります。

■4:焼き色を付けてからハケで醬油を塗る

網で少し焼き色を付けてから、ハケで醤油を均一に塗るようにします。ハケがない場合は、クッキングペーパーなどにしみ込ませるなどして工夫してください。乾いたらまた塗り直すことで、味がしっかりしみ込みます。

いかがでしたか? 焼きおにぎりは、本当にときどき無性に食べたくなることがあります。作れば簡単なので、買うのはもったいない。それに、できたてのほうがもちろん美味しいです。味のしみ込んだアツアツの焼きおにぎりをお楽しみください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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