新しい年の始めには、皆さんそれぞれに今年の抱負をお持ちでしょう。どんな自分でありたいか、どんなことを目標にするのか、思いを新たにするのではないでしょうか。
自分自身の「見た目」で新年の抱負を発信するなら、顔のポイントにすべきは「眉のメイクアップ」です。なりたい自分に近づくために、眉メイクで自分のイメージ作りをしてみてはいかがでしょうか?
■眉メイク時は、手鏡&顔全体が映る鏡で最終チェックを
眉を描く時は、細かく見るための手鏡と、全体のバランスをチェックする鏡が必要です。
顔の額縁とも言われ、全体的な印象を左右する眉。ちょっとした長さの違いで、顔を大きく見せたり、平たく見せたりする事もあります。
「完璧!」と思っても、必ず顔全体の見え方をよくチェックする習慣をつけましょう。暗いところでのチェックも避けたほうが賢明です。
■なりたい自己イメージ別!眉メイクのポイント4タイプ
(1)優しく朗らかな自分でいたい
眉と眉の間は、少し広いくらいが良いです。
もともと、眉毛が詰まった印象の方は、眉頭の毛を短くカットしましょう。毛が太くて強い場合には、眉マスカラで色を和らげます。
全体的に輪郭の線をくっきりと描かないように気をつけましょう。
(2)理性的でクールな自分でいたい
こびることのない、直線的なすっきりとした眉を目指しましょう。
眉毛の下側の輪郭をくっきり直線的に描きます。眉尻は上がりすぎないように注意しながら、自然に流します。
眉山の下側には角度がつきすぎないようにしますが、眉山の上側は、眉尻に向けてやや下がるように描きましょう。
(3)凛とした強さを持ちたい
鼻筋の延長線上に眉頭を描きます。眉間が狭くなるように描く事で、顔全体に凜とした緊張感が生まれます。
きつくなり過ぎる場合には、眉色を明るくすると良いでしょう。眉頭が近くなると、輪郭の見え方にも影響しますので、眉尻の長さは慎重に決めるようにします。
(4)美しさに磨きをかけたい
適度な直線感と、美しい眉尻の女優眉を目指しましょう。毛の長い方はカットが重要です。毛先を揃えて輪郭を整えましょう。
眉頭は、左右の高さ、形を丁寧に合わせます。眉頭から眉山にかけて、やや直線的に上昇し、眉尻に向けて下げましょう。眉山の上側が角ばると、三角眉になってしまうので注意します。優雅な丸みを持って、眉尻に向けて下げて行きます。
美しい直線と曲線を意識すれば、お顔全体の品格も上がります。プロが仕上げたような、丁寧さがものをいいます。
「似合う眉」には、何より自分自身がしっくりくることが大切です。この条件を満たしていれば、自分に自信が持ててコミュニケーションも円滑になり、ハッピーな1年を過ごせるのではないでしょうか。
思い切って、イメージチェンジ眉を狙うもよし、今の眉のクオリティを高めるもよし。新年は、なりたい自分に近づく「ハッピーを切り開く眉」になって、良い流れを掴みましょう!
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト・毛髪診断士 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)
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