女性がいくつになっても気になる「ファッションのスタイルアップ問題」。脚はできるだけ細く、長く、美しく見せたいものですが、年齢が上がれば上がるほど、トレンドのアイテムにも手を出しにくくなり、カモフラージュできなくなるのが現状です。
しかし、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、大人でもきっちりスタイルアップできます。40代でもできる、脚長に見えるコーディネートのコツをご紹介します。
■40代からのスタイルアップコーデの法則3つ
(1)ハイウエストボトムスを選ぶのが大前提
脚長コーデを作るとき、選ぶべきボトムスは「ハイウエスト」に決まり。最近販売されているボトムスは、ほとんどがハイウエストなので安心して選んでください。
さらに、40代以上の大人女性は、ワイドなシルエットや身体に沿いすぎないものをセレクトするのがポイントです。
特に気になるウエスト周りには、「タック」と呼ばれるひだがあるものが最適。ウエストに大振りのベルトが付属しているものも、カモフラージュ効果が高くなります。
パンツだけではなく、今年はロングスカートもトレンドであり、ハイウエストであればスタイルアップできるアイテムとしておすすめできます。
(2)ジャストウエストのトップスを合わせる
ハイウエストボトムスは、ウエストにトップスをインすれば、最大限に脚長に見えるコーデになること間違いありません。しかし、大人女性は、ウエストインにハードルの高さを感じるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、腰骨辺りまでのジャストウエストのトップスを合わせる方法。これならウエストインよりもぐっとハードルが下がり、かつスタイルアップも期待できます。
さらに、ウエスト位置を少しだけ見せてあげると、脚長効果が増します。前側を少しだけインする技は、おしゃれ上級者的テクニックです。
お尻が丸々隠れる丈のトップスを合わせてしまうとNGです。隠すと逆に短足に見えてしまうものです。程よい丈感が、スタイルアップには重要です。
(3)ロング丈のアウターor羽織で縦長効果を
「そうはいっても、気になるウエスト周りやお尻まわりを隠したい」という方におすすめなのが、長め丈のアウターや羽織ものを合わせるコーデ。こうすることで隠すこともでき、縦長に見えるうれしい効果もあります。
インナーはできるだけコンパクトにしておくと、よりスタイル良く、すっきりとして見えます。カラーは、濃いめのものが引き締め効果も高く、シックに見えるので大人女性におすすめです。
難しいテクニックを使わずとも、ちょっとした選び方やコツで脚長スタイルアップコーデを作ることは可能です。隠してばかりだと、余計に隠した部分が気になって、スタイルが悪く見えてしまう場合があります。
全体のバランスを大切にして、コーディネートしてみてくださいね。
(スタイリスト/ライター 森田文菜
タレントのメディア出演時、通販サイト、新聞などのスタイリングを担当するスタイリスト。レディースメンズ問わず幅広く活動中。またファッション記事を中心としたライターとしても活動中。)
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