いまや梅雨の時期には必需品となったレインブーツ。おしゃれなものが増え、通勤に履く人も多くなっているようですが、見た目だけで選んでいませんか? レインブーツは、素材によって履きやすさや耐久性に差が出てきます。今回は、デザイナー・パタンナーの筆者が、レインブーツ購入の際のチェックポイントとオススメ商品をご紹介します。
■レインブーツ素材による違い
レインブーツは素材によって、天然ゴムや合成ゴムなどによるラバー系と、塩化ビニール(PVC)系の2種類にわけられます。
天然ゴム・合成ゴムなどのラバー系
柔らかく伸びがあるので動きやすく、優れた防水性と断熱性によって、雪の中でも暖かいのが特徴です。寒いところや長時間履き続ける場面に最適でしょう。難点はゴムであるがゆえの経年劣化。適切なケアが必要なので、注意が必要です。
塩化ビニール(PVC)系
半永久的に使用でき、素材が硬いので傷や汚れが付きにくいのが特徴です。温度が下がると硬化するため、寒いところでは動きにくさを感じるかもしれません。色数が多く付けられるので、ファッション性の高い商品に適していると言えます。
■天然ゴム使用!アウトドアにもぴったりなレインブーツ2選
オリジナルスリムテクスチャードレッグ/HUNTER
ファッション性と実用性を兼ね備えていているハンターは人気ですね。レインブーツの老舗らしく、ケア用品も充実しています。
(全5色 税抜価格26,000円)
バードウォッチング長靴/日本野鳥の会
ロックフェス好きの方々の間で人気が高い、日本野鳥の会の長靴。ややが底が薄いので、長時間の着用には専用のインソールを入れることをオススメします。
(全5色 税抜価格4,400~5,400円)
■塩化ビニール系のファッション性の高いレインブーツ3選
レースアップシューズ/Melissa
おしゃれレインブーツの火付け役といえば、ブラジルのブランドメリッサ。豊富な色数とレインブーツとは思えないデザインが人気です。ヒール靴も多いので、雨の日もエレガントに決めたい人にもオススメです。
(参考商品)
サイドゴアレインブーツ/cavacava
いかにもレインブーツに見えないデザインで履きやすいサヴァサヴァ。ブーツのように見えるので、コーディネートのしやすさもポイントです。
(全2色 税抜価格11,800円)
レインブーツ/ベルメゾンデイズ
レインブーツの履きにくさが気になる人には、日本人に合う足型の設計から取り組まれているベルメゾンデイズのレインブーツがオススメ。抗菌防臭素材のインソール付きと通販商品らしい機能面も充実しています。
(全3色 税抜価格3,990円)
いかがでしたか? これから梅雨時期も控えていますが、通勤やキャンプ、フェスなどなど、シーンに合ったレインブーツで憂鬱な雨も乗り越えたいですよね。
(レタル店主/デザイナー・パタンナー ヒグチトモミ)
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【参考】
※塩ビ製品の実用特性
※天然ゴム素材特性
※オリジナルスリムテクスチャードレッグ – HUNTER
※バードウォッチング長靴 – 日本野鳥の会
※レースアップシューズ – YOOX.COM
※Melissa
※cavacavaサイドゴアレインブーツ – ファッション通販 マルイウェブチャネル
※cavacava – クロスロード
※レインブーツ – ベルメゾンデイズ