夏を迎え、そうめんやかき氷など涼を感じられる食べ物を口にする機会も多いのではないでしょうか?
しかし、夏らしさを楽しむ食べ物が、夏太りを招く危険性もあります。健康食品メーカーに勤務していた筆者が、夏太りを招くNG食習慣を4つご紹介します。
■夏太りを招くNG食習慣4つ
(1)「かき氷」の食べ過ぎ
「かき氷は、カロリーが低くてダイエットにもぴったり」と思っていませんか?
たしかに、氷は水でできているのでカロリーはありません。しかし、シロップや練乳、あんこなどのトッピングをプラスすることでカロリーは上昇します。なので、食べ過ぎていつのまにか太ってしまったということがあります。
また、夏は気温が高く、冬のように身体を温めようとする機能が働きにくいため、代謝が低下しがちです。冷たいかき氷を食べることで追い討ちをかけ、太りやすく痩せにくい体質になってしまうことがあります。
食べ過ぎに気をつけることと、シロップのかけすぎでカロリー過多にならないこと。この2点に注意しましょう。
(2)「そうめん」の食べ過ぎ
涼を感じる食べ物といえば、そうめんを連想する人も多いでしょう。そうめんは喉越しが良いので、気がつかないうちに食べ過ぎにつながることがあります。
また、たくさん食べることで水分を余計にとり過ぎて、むくみにつながる場合もあります。薬味によってはカロリーにも大きな差が出るので、食べ過ぎには注意しましょう。
(3)「バーベキュー」の食べ過ぎ
夏といえば、家族や友達と集まってバーベキューをする機会もあるでしょう。しかし、バーベキューのメインは肉なので、つい脂質を摂りすぎてしまうこともあります。
また、メインの肉だけでなく、ビールやアルコールで糖質や水分を摂りすぎることも問題です。
バーベキューは、食べ方さえ気をつければ夏太りを防ぐことができます。脂質の少ない「赤身肉」をメインに食べ、野菜は、食物繊維豊富で糖質がほぼゼロの「きのこ類」を中心に食べると良いですよ。
(4)「枝豆」の食べ過ぎ
枝豆は、低カロリーなのでダイエットに向いていると思われがちです。しかし、枝豆の味付けで塩分が多いと食欲を増進させることがあり、思わぬ形で夏太りを引き起こすこともあります。
また、枝豆はカロリーゼロというわけではありません。食べたら食べた分だけカロリーを摂取します。
枝豆は、市販のものでなく生のものを購入し、自分で茹でて食べるようにしましょう。それだけで塩分を調整することができます。もちろん、食べ過ぎには注意してください。
夏だからこそ、いつも以上に美味しく感じられる食べ物はたくさんあります。夏バテで食欲が衰退するのも困りますが、食べ過ぎにも注意をして夏太りを防ぎましょう。
(コスメコンシェルジュ/美容ライター 岸田茉麻)
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【参考】
※「冷え太り」にご用心! – 養命酒製造