夏というと、「素麺」のイメージが強いかもしれません。ですが、冷たい太めのうどんも、満足感があっておすすめです。
太めのうどんといえば、「さぬきうどん」でしょう。ということで、さぬきうまいもんレシピコンテストに携わっている香川県の料理研究家の山中美妃子先生に伺った、「冷やしうどんの美味しいトッピング法」をご紹介します。
■もずくサラダ長命草うどん
ショウガやミョウガ、ネギといった定番の薬味に、健康や美容に良いといわれる「もずく」を合わせます。
もずくは、水洗いして水気を切ります。ショウガとミョウガは千切りに、ネギは小口切りにします。ほかの具材として、ミニトマトや水菜を用意してもいいですね。
これらの具材をうどんの上にのせて麺つゆを入れ、お好みで白ごまを加えれば完成です。夏らしい、さっぱりしたサラダうどんです。
使用するうどん
「長命草さぬきうどん」がおすすめです。ビタミンやミネラルをバランスよく含み、栄養価が高いので、夏にピッタリの一品になります。
■モロヘイヤサラダうどん
「モロヘイヤ」は生でサラダとして食べても美味しいですが、サッと茹でて刻むとオクラ並みのネバネバが出るので、それを料理に利用できます。
料理に加えると全体にトロみがつくので、食欲が低下していても食べやすいですね。葉菜にしては苦みも青臭みも少ないので、抵抗なく食べることができるでしょう。
ネバネバ食材は、スタミナ食材でもあるので、この時期に相応しい料理です。たっぷりモロヘイヤをのせた、冷やしうどんをお召し上がりください。
■パクチーうどん
さっぱりとしていて辛味の効いた、パクチーうどんも美味しいです。
パクチーは、生でたっぷりと使います。イリコだしが効いたぶっかけのタレに、豆板醤、レモン汁、砂糖を加えます。茹でチキンなどを添えると、ボリュームも加わって満足感もえられるので、元気の出る一品になると思います。
いかがでしたか? 食欲の失われがちなこの時期にこ食べたいメニューですよね。いろいろ自由にのせて楽しめるのが、冷やしうどんのすぐれた点です。
香川県ではレシピも募集しているようなので、あなたの傑作うどんを応募してみると良いかもしれません。
(料理研究家 オガワチエコ
雑誌やテレビ、書籍等で活躍中。著書に「彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん」、「おにぎらずの本」泰文堂、「スティックオープンサンドの本」講談社)
【協力】
山中 美妃子先生
香川県で活動中の料理研究家/香川県食農アドバイザー 料理学校の家で生まれ育ち、現在は夫婦でジュヌヴィエーヴ料理教室を開いている。第3回さぬきうまいもんレシピコンテストにも協力。
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