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邪道とは言わせない!時短調理にも◎な「めんつゆ」活用術

台湾料理研究家
小河 知惠子

蕎麦やうどんを食べる際に、欠かせないのが「めんつゆ」です。麺そのものには味がないので、美味しさを決定付ける重要なものでもあります。ただ、この「めんつゆ」も、麺類に用いるだけでなく、他にも用途はたくさんあります。だから賞味期限が近付いたとしても、無理に麺料理を作る必要はありません。今回は、料理研究家の筆者が「めんつゆの料理活用術」をご紹介します。

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■時短調味料として

めんつゆは醤油とみりん、砂糖やダシを合わせてできた調味料です。市販のものを使えば、面倒なダシを取る作業が省かれるのでとても便利。麺類だけでなく、天つゆの代用にもなります。その場合は水で少し薄めるか、大根おろしなどを加えて調節するといいでしょう。煮物や炒めものを作る時にも重宝します。

■めんつゆの使い道

卵料理にピッタリ

だし巻き卵を作る際に使えば、時短にもなり美味しさもアップ。ゆで卵と一緒に密閉容器に入れて漬けておけば、美味しい味付け煮玉子に。卵かけごはんのタレとして使うと、醤油とはまた違った深みのある味になります。茶碗蒸しを作る時にも用いる場合もあります。

キノコの味を引き立てる

キノコを、めんつゆで炒めてもいいし和えてもいい。いろんな種類を鍋に入れて、キノコ鍋にしても美味しいです。キノコの旨み成分と、ダシの旨みは相性が良く、風味が引き立ち、食感も楽しめます。ホイル焼きもいいですね。バターを加えてめんつゆを垂らせば、もう絶品です。

カレーの隠し味に

カレーの隠し味といえば、リンゴやチョコレートなどがありますが、めんつゆもそれに相応しい調味料です。和のテイストが加わり、また違った味が楽しめます。作り過ぎた時のアレンジには最適。そのままカレーうどんなどにしても美味しいです。

パスタ料理にも合う

パスタを炒めるのにめんつゆを使えば、簡単に和風パスタに仕上がります。具材に魚介やキノコを加えれば、旨み成分が加わりさらに味が引き立ちます。柚子で風味を付けたり、鰹節やわさびを加えてもいいですね。

いかがでしたか? めんつゆを邪道だという声もありますが、簡単に美味しい料理が作れるのですから、使わない手はありません。特に忙しくて時間のない方には、ありがたい調味料です。
(料理研究家 オガワ チエコ)

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