日中は随分とあたたかくなり、春を感じる日も多くなってきました。その一方で、朝晩は寒い日もまだまだあり、寒暖差から体調不良に悩む人も多いですよね。
春に旬を迎える新タマネギには、春疲れ改善や代謝UPに役立つと考えられています。
ベジ活アドバイザーの筆者が、新タマネギの美味しい活用レシピを2つご紹介します。
■新タマネギの特徴と栄養
タマネギの独特の辛味と香りのもとである「アリシン」という成分には、疲労回復に必要な「ビタミンB1」の吸収率を高めたり、新陳代謝を活発にする働きがあります。アリシンは水にとけやすく加熱に弱い性質があり、生で食べることがおすすめです。
新タマネギは辛味が少なく柔らかいので、サラダなどの生食にむいています。アリシンを壊すことなくとることができます。
タマネギの辛味が苦手な人でも大丈夫
辛味が苦手な人は、できるだけ薄く切ってさっと水にさらすか、切ってから空気に触れさせるようにすると軽減できるようです。
サラダにビタミンB1を含む豚肉や大豆などを加えて食べると、利用効率が上がるので試してみてください。
■「新タマネギの美味しい活用法」2選
(1)新タマネギのマリネ
材料(2人分)
・新タマネギ 1個
A
・ごま油、砂糖、醤油、酢 各大さじ2
・塩 適宜
作り方
(1)新タマネギはできるだけ薄くスライスします。辛味が苦手な人はさっと水にさらしてください。
(2)Aを入れたボウルに(1)のタマネギを入れ、しっかりと味をなじませたら完成です。
(2)新タマネギと春野菜のボリュームコブサラダ
材料(2人分)
・新タマネギ 2分の1個
・アボカド 4分の1個
・菜の花 4分の1パック
A
・マヨネーズ 大さじ3
・ケチャップ、ヨーグルト 各大さじ1
・すりおろしニンニク 小さじ2分の1
・チリパウダー 適宜(あればでよい)
作り方
(1)新タマネギはできるだけ薄くスライスします。辛味が苦手な人はさっと水にさらしてください。菜の花はさっと茹でて食べやすい大きさに切ります。アボカドは角切りにします。
(2)お皿に盛りつけて、よく混ぜ合わせたAをかけて完成です。
ご紹介したレシピを、春の体調管理にお役立てくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵)
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【参考】
※タマネギ – わかさ生活
※タマネギ – JAグループ