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甘酒のNG飲み方とは?栄養士が教える「甘酒のとり方」

管理栄養士
やなぎさわ えりな

人気を集める「甘酒」は、今やどこでも手軽に購入でき種類も豊富に増えているように感じます。しかし、ヘルシーなイメージが強い甘酒も、間違った摂り方をすると、ヘルシーなドリンクではなくなってしまいます。

管理栄養士の筆者が、甘酒の「正しい飲み方」についてご紹介いたします。

甘酒のNG飲み方とは?栄養士が教える「甘酒のとり方」

■「甘酒」とは?

「甘酒」とは?

「甘酒」は、米と麹を発酵させてできた発酵食品です。炊飯器やポットでも簡単につくれることから、身近な美容食品として不動の人気を誇っているようです。

「ブドウ糖」「オリゴ糖」「必須アミノ酸」「ビタミン」を含み、便秘改善や美肌づくり、整腸、免疫力アップに役立つことが期待されています。

これからの寒い時期、嗜好飲料がわりに飲まれる方もいらっしゃいますね。

■「甘酒」の上手な摂取方法

「甘酒」の上手な摂取方法

(1)空腹時は避ける

「甘酒」は、砂糖が含まれていないことからヘルシーなイメージがあり、砂糖のかわりとして料理で活用する方もいらっしゃると思います。

しかし、甘酒は、砂糖と同じく血糖値を急激にあげてしまいます。空腹時に甘酒を摂取すると血糖値が急激に上昇し、イライラしたり食欲が暴走したりする可能性もあります。

したがって、甘酒を摂取するなら空腹時はさけ、食後にしましょう。甘酒を食事のかわりにすることもNGです。

(2)温めすぎに注意

甘酒には、食べたものを消化されやすくする「ペプチド」という成分が含まれています。

ペプチドが消化吸収を助けてくれるため、甘酒は、忘年会やクリスマス、年末年始といったイベントが多いこの季節に、疲れがちな胃腸をケアしてくれる働きも期待できます。

ただし、ペプチドは、過熱しすぎると効果がなくなる可能性もあるため、温めすぎに注意しましょう。

甘酒は、アンチエイジングや整腸等、多岐にわたって美容に役立ちますが、飲み方を間違えるとメリットが小さくなります。「身体に良いから」「ヘルシーだから」といって常飲することはNGです。上手に飲んで、きれいになりましょう!

(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな)

 

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