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専門家直伝!「暑さ・湿気からお米を守る」方法&復活術まとめ

お米・雑穀マイスター
澁谷梨絵

新米時期を直前に控え、7月~8月はお米が最も嫌う湿気と夏の暑さで鮮度が落ちてしまう時期。場合によっては、米虫の発生も懸念されます。米虫というと、縁遠い存在に聞こえるかもしれませんが、実は米虫は、20℃以上であれば発生する可能性があり、25℃を越すとグッと発生率が高くなります。そこで、お米をいつまでも新鮮に美味しく新米時期のように保つことができる保存方法をお米の専門家が伝授します!

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■お米の鮮度をキープする心得4つ

1お米は「精米したて」を選ぶべし!

お米は精米をした直後から酸化が進み、どんどん劣化していきます。そこで、出来るだけ精米後すぐの鮮度の高いお米を購入することをオススメします。

 

2.保存するなら「冷蔵庫の野菜室」

お米は高い温度と湿気が大嫌い。水場の下など湿気が多い場所での保管はNG! お米が劣化せず冬眠した状態を作るには、冷蔵庫の野菜室の温度と湿度が最適です。

 

3.密閉容器で保存すべし

お米は空気を吸って酸化し、鮮度が落ちて行きます。酸化を防ぐためにはペットボトルやジップロック、タッパーなど、密閉容器に入れて保存すると、いつまでも鮮度を保つことができますよ。

 

4.防虫アイテムを活用すべし

米虫が付いたお米は、食べることは出来ますが、鮮度も味も落ちてしまい、美味しくありません。米虫は25℃以上になると発生リスクが高まります。米虫が嫌う香りで防虫対策をしておきましょう。「唐辛子」や「月桂樹の葉(ローリエ)」をガーゼやティーパックの中に入れ、お米の上に置いておくのがオススメです。「米唐番」など、市販の防虫グッズの活用も効果的ですよ。

 

■助けて!劣化したお米のレスキュー方法2つ

既にお米が劣化してしまった場合に、ちょっと加えるだけで、美味しさがアップする食材を伝授します!

1.炊飯の際に加えると食味がアップする食品4つ

(1)はちみつ:1合に大さじ1杯。甘みとツヤが増します。
(2)にがり:1合に2~3滴。ミネラル分が補われ、旨みがグッと増します。
(3)米油:1合に大さじ1杯。油膜がお米を包み込み、つやが戻ります。
(4)マヨネーズ:1合に大さじ1杯加えると、油膜がお米を包み込んで、つやが戻ります。

 

2.炊き上がったご飯をふっくら再生!

炊きあがった1膳分のご飯に、大さじ1杯のお酒を振って温めましょう。ふっくらごはんに仕上がります。

お米の鮮度が落ちやすいこの時期。ぜひ試してみて!
(5ツ星お米マイスター 澁谷梨絵O

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