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美肌もダイエットも!?話題のスーパーフード「チアシード」戻し方・食べ方

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

大手メーカーからも「チアシード」入りドリンクが発売されるなど、注目度の高いスーパーフード。スーパーなどでも手に入るようになってきた「チアシード」には、どんな魅力があるのでしょうか?注目されているパワーと食べ方についてご紹介します。

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■そもそも「チアシード」とは?

チアシードは、シソ科の植物の実のこと。ゴマを一回り小さくしたような形状ですが、大きな違いは、水を含むとまわりがゼリー状になるところ。40%が食物繊維という低カロリーな食べ物なのですが、必須アミノ酸、オメガ3系脂肪酸、ミネラル、ビタミンを含み、少量でも栄養価が高いといわれています。

 

■「チアシード」のスゴイところ4つ

(1)αリノレン酸の含有量がスゴイ!
体内で合成することのできない「αリノレン酸」は、細胞や組織を作るカラダに欠かせない油。また、血液中の中性脂肪を下げたり、抗アレルギー作用もあり、健康のためにも積極的に摂りたいのがαリノレン酸などのオメガ3系の油です。

厚生労働省では1日に2g以上のオメガ3系の油の摂取を推奨していますが、チアシードなら、わずか10gで2g以上のαリノレン酸を摂ることができます。

(2)食物繊維の含有量がスゴイ!
チアシードの40%は食物繊維。チアシード25gでゴボウ125g分の食物繊維を摂る事が可能!食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなったり、ぜん動運動をサポートする腸内環境美化に欠かせない栄養素。チアシードは、水を含むと10~20倍に含みますので、ダイエットのサポートにもオススメ。

 (3)ミネラルがスゴイ!
チアシードは、ミネラルも豊富。お肌のターンオーバーやバリア機能を保つために欠かせないカルシウムは、牛乳の約5倍。女性に欠かせない鉄分は、ほうれん草の約3倍。体内の水分バランスを保つカリウムは、バナナの約2倍と、小さな実の中に沢山の栄養素が詰まっています。

(4)植物性タンパク質がスゴイ!
チアシードは9種類の必須アミノ酸全てを含む優秀なタンパク源。チアシードの20%は植物性たんぱく質ですから、納豆より多くの植物性タンパク質を含んでいることに。

 

■『チアシード』の戻し方・食べ方

チアシードは、無味無臭ですのでお料理にもデザートにも使えます。

<そのまま使う場合>
サラダやアサイーボウルにトッピングしたり、スムージーに入れたり、何にでも使えます。ただし、αリノレン酸は加熱に弱い成分ですので、注意してください。

 <水に戻して使う場合>
水に浸すとまわりがゼリー状になります。ココナッツウォーターやココナッツミルクに一晩入れておけば、翌朝にはチアシードプディングに。水で戻したチアシードをドレッシングやポン酢に加えジュレを作り、カルパッチョや海鮮丼の付け合せにしても◎。
水で戻す時には、チアシードを良く混ぜると均一に戻りますよ。

小さな粒にビューティー成分が沢山詰まった「チアシード」。最近では、更に栄養価の高い白いチアシードも販売されていますから、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

【関連記事】
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【参考】
※ チアシード – 株式会社ラティーナ
※ salbachiaサルバチアオメガ3チアシードchiaseed - 研光通商株式会社

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