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つやプラ世代こそ○○の見直しが必要!美容家・石井美保さんが新刊に込めた思いとは?


石井 美保

美容家・石井美保

音声コンテンツ「つやプラサプリ」が大好評の美容家・石井美保さん。4月に発売された新刊『1週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』は品切れが続くなど、その人気はますます高まるばかりです。

石井美保

今回は石井さんが新刊に込めた思いや、つやプラ世代にこそ試してもらいたいお手入れなどについてお伺いしました。(つやプラ編集部)

1週間試したら、自分の肌がちょっと好きかもと思えるはずです!

ーー新刊の発売、おめでとうございます! 新刊を読んで印象的だったのが、「洗顔後に肌がつっぱるのは当然と思っている人が多いけれど、それは誤解」ということ。私自身、洗顔をしたらつっぱるのが当たり前で、洗顔後にいつも慌てて保湿をしていました。

本当ですか!? 肌の中に水分と油分がバランス良く存在している肌は、洗顔後1分間放置しても、つっぱらないんです。つっぱるようなら肌の潤いが不足している状態ですね。

ーー私の場合は、すすぐ時の水の温度が問題だったようです。自分では、ぬるま湯で洗っていたつもりなのですが、まだ温度が高かったようです。反省して、本に書いてあった「ぬるま湯=冷たくない水」を心がけるようにしています。

そうなんです、ぬるま湯といってもかなり水に近い温度で、お風呂で入るには冷たいと感じる温度です。水温が高いと、肌表面の潤いや肌内部の油分まで奪ってしまうので気をつけてくださいね。

化粧水

ーー新刊を読んで、色々な気づきがあったのですが、石井さんご自身はこの本を通じて、どんな思いやメッセージを読者の方に伝えたいとお思いですか?

自分の肌は自分と切っても切り離せない、そしていつも目にするものですよね。そして、顔は人と会う時に使う「道具」でもあると思うんです。

でも、サロンでお客様と接したり、インスタグラムに寄せられるコメントやメッセージを拝見したりすると、自分の肌の調子がすごく良くて満足していて、自分の肌が好き! って思えている人は、すごく少ないなと感じました。

そういう方は「私はこういう肌質だから仕方ない」「肌がキレイな人は生まれ持ってのもの」と諦めている場合が圧倒的に多い印象です。

そして、「自分の肌があまり好きじゃない」「自分の肌はキレイじゃない」と思っていることで、人とのコミュニケーションに消極的になったり、生活がスムーズにいかなかったりすることがあるようなんです。

例えば、化粧品のカウンターに行くのもためらわれて、肌の調子が良くなってからじゃないと行けないって言う人もいましたね。「ひどい肌だな」と見られるのでは? と不安なんだそうです。

化粧品カウンター

ーーたしかに肌が荒れている時は、あまり人に会いたくなかったり、なんとなくうつむきがちになったりしてしまいます。

そうなんです。なので、新刊は「あれもこれも試したけれど肌がキレイにならない」と悩んでいる方に向けて、誰でも1週間で「自分の肌がちょっと好きかも」「なんかちょっと違うかも」と思えるような、基本的なことだけをわかりやすくお伝えする内容にしました。

ーーとても分かりやすくて、すぐに試してみようと思う内容でした!

肌は死んだ細胞ではなくて、生まれ変わっている細胞なので、肌を傷つけないようにスキンケアをしてあげれば、特別なケアをしなくても、ゼロに戻して立て直すことができます。

それを知ってもらうため、複雑なハウツーではなく、本当に必要な基本のことを丁寧に行うことで肌を変えていくメソッドを紹介しています。

つやプラ世代こそクレンジングと洗顔の見直しで肌が変わります!

ーー新刊で紹介されている中で、つやプラ世代が一番に取り組むべきはどのメソッドですか?

つやプラ世代で、「つやプラサプリ」を聞いてくださっている方は、もちろん美容に興味がある人だと思います。そして、40代以降ならではの悩みがあって、色々なことに試してみたり、チャレンジをしてみたりした方々だと思うんです。

でも、その方たちが、唯一やってないことが「洗顔の見直し」だと私は思っているんです。クレンジングや洗顔は、学生時代にメイクをするようになって、その頃に覚えたやり方をずっと続けていて、それを変えてみようという発想がないんです。私もそうだったのですが。

洗顔

そもそも、ずっと続けてきたそのやり方って誰から教わったの? と考えると、スキンケアレッスンなどで一から教えてもらった人は、たぶんほとんどいなくて、大多数の人は、気づいたらそうしていたとか、お母さんがやってるのを見て真似をしたとか、そういう感じなんですよね。

ーー確かに誰かに洗顔の仕方を教わった記憶はなくて、自己流ですね。

あと、昔の洗顔料のCMは、しっかり洗って、洗い上がりの肌をキュッキュッとさせるようなものが多かったので、洗い上がりがキュッとしないのは、きちんと洗えていないからだと思って、もう一度洗ってしまう人もいたようです。

ーーまさに私がそうでした。洗い上がりがヌルヌルするのが気持ち悪くて…

私たち40代がメイクを覚えたのは、ひたすら厚塗りの時代でメイクもとにかく派手で、私より上のいわゆるバブル世代の人はさらに派手で、アイシャドウをガンガン重ねてみたいな感じでした。

濃いメイクが流行していて、それを落とすのに苦労していたところに、オイルクレンジングが登場して、舞妓さんのメイクも簡単に落ちるというような謳い文句で、あっという間に浸透していきました。しっかりメイクでも簡単に落ちるという簡単さを求める人が多かったんですよね。

でも、オイルクレンジングは洗浄力が強いから、間違った使い方で使い続けると、毛穴が開いたり乾燥が進んだり、鼻の黒ずみが増えたりすることがあるんです。

石井美保

サロンのお客様で、40歳以降で毛穴に角栓がなく、毛穴が開いていなくて、つるんつるんの方がたまにいるのですが、聞いてみると、剥がすタイプの鼻パックもオイルクレンジングも一度も使ったことがないそうなんです。

ーー羨ましい! 何か他に特別なケアをしていたのでしょうか?

聞いてみるとそうではなくて、スキンケアに特別高価なものを使っているわけでも、特別なケアをしているわけでもないんです。本当にシンプルに普通の買えるものを使ってケアしていて肌がツルツルなのは、間違えたクレンジングと洗顔をしてきていないからなんだと思います。

逆に、40歳以降で肌に悩んでいる方もサロンにたくさんいらっしゃるのですが、皆さん「何かすごい特別なことを教えてくれるはず!」と思って来てくださるようです。サロンでは、「一からいつも通りにメイクを落として、洗顔をして、スキンケアまでして見せてください」と言って、私はそれを見せていただくのですが、とにかくこすっているんです。

そして、熱いお湯でバシャバシャすすいでいること、オイルクレンジングを使っている人がほとんどだということがわかったんです。

ーーたしかに無意識にこすったり、身体を流すままの水温で洗顔したりしてしまっていますね…

だから、まずはオイルクレンジングをやめてもらい、洗顔もスキンケアもこすらないで優しくして、とにかく摩擦を避けること。

あとは、これも基本的なことで本にも書いたのですが、保湿では水分だけでなく油分も入れ込むことの大切さをお伝えします。

保湿

保湿というと水分の保湿だけを重点的にしている人が多くて、水分と油分のバランスが整って初めて「潤っている肌」になるということを知らないんですね。

「保湿足りてますか?」と聞くと、「化粧水をすごくいっぱい使っています」とか「良い化粧水を使っています」という人が多くて、乳液やクリームは使っていませんという人がいるんです。

ーー化粧水好きな人は多いですし、ベタつくのが嫌いというのも良く聞きますね。

そういったことをアドバイスして、今日からやってみてくださいと言って、1ヶ月後にまたいらした時に拝見すると、毛穴の数が減っていたり、肌のきめが整っていたり、表情が明るくなっていたりするんです!

今まで自分の肌が好きじゃなかったのが、スキンケアを変えて変化を感じると、「きちんと手をかけてあげよう」「もっと大事にしてあげよう」という気持ちになって、自分の肌が可愛く思えてくるんです。

そうすると、毎日に潤いがあって楽しくなってきたと、思ってもらえるんです。

ーースキンケアを変えたことによって、内面にも変化があるんですね。

ありますね、本当に顔が変わっちゃうんです! でも、そうですよね、自分の肌に自信が持てると堂々と顔を上げられると思うので、それだけで人に与える印象が変わりますよね。

メイクはどんどんナチュラルに。クレンジングはオイルのまま?

ーー自分がしているメイクにはどれくらいの強さのクレンジングが必要なのかが分からないまま、過ごしてしまっている人も多いように感じます。

そうですね。例えば、オイルクレンジングを使っている人が40代では圧倒的に多いようなんですが、若い頃からのしっかりメイクを引き続きしている人は、オイルでいいのかなと思います。

でも、メイクはどんどんナチュラルにシフトしてきていて、ファンデーションが高機能になっていることもあって厚塗りする必要もなくなって、最近ではガッツリメイクをしている人はあまり見ないですよね。

メイク

メイクは変化してきているのに、クレンジングは変わらずオイルクレンジングでガッツリ落としている、そこにズレが生じてきていることに気付いて欲しいんです。

今一度、使っているファンデーションとクレンジングの組み合わせを、きちんと考えて欲しいと思いますね。

でも、誰もがミルククレンジングにした方がいいよという話でもないんです。しっかりメイクにこだわりがあって、しっかりメイクでこの先も生きていく! というポリシーがある人は、それも素敵なことだと思うんです。

その場合は、ミルククレンジングで落とそうと思っても落ちないので、こすって落とすことになったり、落ちないからと何度も洗うことになったりするかもしれません。その負担を考えたら、一度でスルンと落とせるオイルクレンジングの方がいいですよね。

雑に扱うと「雑な肌」に丁寧に扱えば「丁寧な肌」になっていきます

ミルククレンジングは肌に優しいので、本気で肌を立て直したいと思うなら、ミルククレンジングで落とせるくらいのメイクに変えるのも一つの手だと思います。

自分がこの先、どういうメイクで生きていくのかを決めて、それに合ったクレンジングを選ぶというのが、肌を立て直すために最初にすることですね。

クレンジング

本にも書いたのですが、普段のメイクはミルククレンジングで、しっかりメイクをした日はオイルクレンジングと使い分けるのもいいと思いますよ。

ーー石井さんがサロンのお客様や、街や電車などで一般の方をご覧になって、オイルクレンジングが必要だなと感じるメイクをしている人はどのくらいいますか?

かなり少ないと思います。最近は色付き乳液のようなアイテムも人気ですし、BBクリームが流行った後くらいから、しっかりファンデーションを使わなくなったという人も多いですよね。それなのに、そんなに軽めのメイクをオイルクレンジングで落としている人が多いんです。

せっかく肌に優しいメイクに変わってきているのに、落とすものに意識がいってないんです。オイルクレンジングはサッと落ちるし、お風呂の中でジャーっと落とせるからラクなんですよね。そのラクさに流れがちなんだろうなと思うのですが、ラクをしてる以上は、肌はキレイにならないんです。

いろいろ過剰にやるべきということでは全くなくて、雑に扱えば「雑な肌」になるし、丁寧に扱えば「丁寧な肌」になるということを伝えていきたいですね。

ーーまずはこすらないクレンジングと洗顔ですね! 次回は、マスクを毎日着用する今、石井さんが行っているケアについてお伺いします。

【『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』紹介】

VOCE書籍「大人の美肌学習帳」C+OB

43歳にしてシワなし、たるみなし。透明感あふれる美肌と美貌を保ち続ける美容家・石井美保さんが現在の美肌にたどり着くきっかけとなったのが、徹底してこすらない「摩擦ゼロ洗顔」。その洗顔法を中心に毛穴悩み、シワ・たるみ・ほうれい線悩みを改善するスキンケア法など“石井メソッド”を単純明快に伝えます。いくつからでも美肌は目指せる!誰でもできる、毎日できる、一生モノのスキンケアメソッドです。

【石井美保さん プロフィール】

石井美保

美容家
1976年生まれ。2005年より麻布十番でまつ毛サロンを経営し、アイリスト育成の傍ら、豊富な美容知識を生かしたメイクレッスンや美容カウンセリング、パーソナルコンサルティングなどを行う。エイジレスな美貌と美容に関する深い知識を生かし、現在は美容家としても多方面で活躍中。著書に『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』などがある。Instagram:@miho_ishii

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