数年前に一世を風靡したファンデーションブラシ。使いこなせずそのまま…なんて方はいませんか? 今回編集部は、”セルフユースで実現するプロの仕上がり”を追求するビューティーツールブランド「KOBAKO」の新商品発表会を取材。登壇された人気ヘアーメイク山本浩未さんのメイクブラシを活用したメイク術をご紹介!
■美人の条件!?顔の3色「白黒赤」
山本さんによれば、「顔に3つの色があれば、誰でもメリハリのある顔立ちになれる」そう! ちなみにその3色とは、
・明るいお肌の「白」
・瞳まわりの「黒」
・頬やリップの血色の「赤」
のこと。「どんな美人でも、年齢を重ねて大人になれば顔がくすみ、白黒赤がぼやけてくるんです。すると顔がぼやけて、メリハリがなくなってくる」と山本さん。自分に足りないカラーは、メイクで補うことが必要なんですね。「明るい白を作るベースメイク」は、ブラシを使うと手早く可能になるのだとか。
■山本さん直伝!ブラシを使った「メリハリベースメイク」
ブラシを活用すると、手早く均一に伸ばせてツヤも出すことができ、流行の薄付きでナチュラルなベースメイクとも相性バッチリなのだそう。
1. 額や小鼻の余分な皮脂は、ポンポンと吸い取るようにスポンジで優しく取ります。このとき「目回りなど乾燥の気になるパーツには、スポンジで取った皮脂をなじませると、自分の油なので相性がよい」そうですよ。
2. ファンデーションを、手で両頬、鼻、額、顎の5箇所に置きます。
3. ブラシの側面グラデーションを使って、内側から外側へ伸ばしていきます。乾燥が気になる人は毛先のグラデーションを活用して滑らせるように、毛穴が気になる人はくるくるとブラシで円を描くように伸ばします。表裏のある平面的な形状のブラシを使うときは、片面を「ファンデーションを伸ばす面」、もう片面は「なじませる面」とルールづけをすると使いやすいそう。
4. 小鼻の周り、目の周りなど、気になる部分は毛を立て気味にしてなじませます。
5. くすみやクマの気になる目の下は、広げずなじませるようにチョンチョンとファンデーションを重ねづけすると、メリハリのある顔立ちになるそう!
■「クマや大きなシミ隠し」に!コンシーラーブラシの選び方
「クマや大きなシミを隠したい」という方は、「ブラシの先、断面が指先くらいの大きさ」のコンシーラーブラシを選べば、指のように使えてお役立ち!
コンシーラーを毛先で取り、トントンなじませるだけでエアブラシのように簡単に目立たなくなるのが、太めブラシの利点。指でなじませるとどんどん取れてしまうなど、コンシーラーをなじませるのが苦手な方は多いようなので、覚えておきたいですね。ハイライターを使うときにも、使いやすい太さだそうですよ。
■肌悩み別に選べる!進化系ファンデーションブラシ
今回山本さんが使用していたファンデーションブラシは、10月21日発売予定のKOBAKO『ファンデーションブラシD』(税抜3,500円)。細めの毛をたっぷりと使い、丸みを持つように整えられた毛先で、肌当たりが抜群に柔らかく気持ちいい!
オイリー肌で毛穴が気になるという方には、毛穴を埋められるよう、毛先が毛穴にフィットする形状のKOBAKO『ファンデーションブラシO』(税抜3,500円)も同日発売。
「日本はコスメに付属しているブラシのクオリティも高いので充分だし、売っているものならなおさら。悪いものが無いからこそ、何をどう使ったらいいかわからないという人は多いですよね」と山本さん。「日本のブラシはいいものだらけ」とのことですから、ぜひお気に入りの一品を見つけたいもの。ブラシを活用した時短ベースメイク、ぜひ試してみてくださいね。
(つやプラ編集部)
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【参考】
※KOBAKO – 貝印
※山本浩未 – steam