8月の終わり、街中では秋物がもう立ち上がり、セールも最終プライスへ。新しい秋物に目が奪われるものの、まだまだ暑い、そんな時期ですよね。秋物を買いたいけれど、夏休みに遊んでお財布が…という人も多いのでは? そんな時期に最終セールを上手く買うコツを紹介します。
■今すぐ着れるアイテムを買う
まずは今日明日、すぐに着れる服を選びましょう。9月とはいえまだまだ暑いので、半袖のカットソーやショートパンツはまだまだ活躍します。もちろん狙っていた商品が安くなっていたらラッキーですよね。日頃は買えない高いブランドをのぞいてみるのもいいと思います。思わぬ掘り出しものに会えるかもしれません。
■春物アイテムを狙う
最終セールでは、売り切ってしまいたい春物商材が残っていたりします。薄手のコートやカーディガン、長袖ブラウスなど、秋にも使えそうな春物を探すと長く使えます。またキャミワンピや、チュニックなどインナーと組み合せて重ね着出来そうなアイテムを選べば秋にも使えるようになります。タイツに合わせて履いても可愛いショートボトムなど、引っ張って着れるアイテムとして狙い目です。
■ベーシックアイテムを買う
セール最終になって、ようやくベーシックアイテムが安くなるケースがあります。プチプラブランドにたまたま入れた少し価格の高いベーシックアイテムが売れ残っている…というケースもよくあります。特にデニムや定番ボトムは、この時期に買うと安く買えることもありますので、狙い目です。仕事用のジャケットやスーツもベーシックアイテムですから、安くなったものを探してみるのはどうでしょう?
30代、40代になると、あまりチープなものは着れなくなりますし、特にスーツなどは値段が判断されやすくなります。セールになったものの方が、同じ値段で素材や仕立てが全く違うはずです。また、ルームウェアやナイトウェアなんかを意識して買うのも良いでしょう。季節に影響されにくいアイテムを安く買うチャンスです。
■冠婚葬祭用の服を買う
秋は結婚式の増える時期です。もし既に結婚式の出席に予定がある人は、このセール時期に買っておくといいと思います。スーツ同様、同じ値段でもセール品の方が質がいいはず。特に昔買ったドレスしかない人は、この機会に新調するのも良いのでは? また30代、40代になれば少しずつ機会が増えるブラックフォーマルも、セール時期に買っておけば、急な時に高いものを買う必要がなくなりますよ。
いかがでしたか? もうすぐ最終セールも終わりますが、残りの期間上手くお買い物をして、秋もお洒落に過ごしたいですね。
(レタル店主/デザイナー・パタンナー ヒグチトモミ)
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