去年から久々にスカートが大流行してますね。 丈もここ数年はずっとミニ丈が流行していましたが、今年らしいのはひざ丈。 ミニに抵抗がある人も、ひざ丈なら履きやすいですよね。 しかしそんなひざ丈のスカート、やや履きこなすのが難しいところも。 体型もカバーしてくれる膝丈のスカート選び方を教えます。
■丈はひざがギリギリ見えるよりは見えないものを
ひざは視点のポイントになりやすい部分。 ひざの位置で足の長さも判断されやすいものです。 また今年の場合ひざが見えるとハンパな丈に見え、野暮ったく見える可能性もあるので、ひざは見えない方がよいでしょう。 ふくらはぎの一番太い位置に丈が来ると太く見えやすいので、ひざが隠れて一旦細くなる位置、またはふくらはぎの一番太いところが隠れる位置に丈が来ると良 いと思います。
■トップスはインが鉄則!
ハンパな丈のスカートに裾を出してトップスを着ると全体的に視点が下がり、ルーズな印象を与え、スカート丈の分量の少なさから足が短く見える危険が。 お腹が気になる人はトップスで隠しがちですが、ここは思い切ってインする方がすっきり見えます。
■お腹周りの悩みをカバーするならボリュームデザイン
年齢が上がるにつれお腹周りの悩みは増えてきますよね。 お腹周りをカバーしてくれるのは、たっぷりドレープの入ったサーキュラースカートや細いアコーディオンプリーツスカート、分量の多いギャザースカートです。 一見、太って見えそうですが、ドレープやプリーツ、ギャザーのボリュームでお腹周りがデザイン的に見え、強調されなくなります。 縦のラインも強調されるのでさらに着やせ効果が! ドレープやギャザーは分量が少ないと、お腹周りが隠れず逆に目立つので、ボリュームがある方がよいでしょう。
■お尻や太ももの悩みをカバーするならタイトスカート
お尻が大きい、太ももが太いという悩みを持つ方もいるでしょう。 そういった方はあえてタイトスカートを履いてみるのはどうでしょうか? タイトスカートはお尻が小さい、扁平なお尻はサマになりません。 大きいのを魅力として、強調してみるのも素敵ですよ。 またお尻が大きく張っているとシルエットが自然とコクーン風になり、ひざ下の脚が綺麗に見えます。
いかがでしたか? なかなか難しいひざ丈スカートですが、大人の女性だからこそ着こなせるエレガントなアイテムだと思います。 沢山試着して自分に似合う丈を是非探してみて下さい。
(レタル店主/デザイナー・パタンナー ヒグチトモミ)