最近は人と会うときにも、マスクをするのが前提でメイクをする日々が続いていますね。筆者の働いている美容室に来られるお客様も、メイクで出せていた血色感や透明感が出せず、マスクでのメイクの悩みを抱えている方が多いようです。
マスクをしているので、ほうれい線や顎ラインのたるみは隠せますが、それでも「若々しいマスクメイク」というのは、意外と難しいものです。
美容師の筆者が、マスクでも艶っぽく、若々しく見えるメイクのポイントと、簡単なやり方をご紹介します。
■艶っぽく、若々しく見える「マスクメイク」のポイント
(1)まずは、メイクをしすぎないこと
白や薄めの色のマスクをされる方が多いと思います。マスクなしのメイクの場合は、リップやチークの色味でバランスがとれていましたが、お顔の半分を薄い色のマスクが覆った場合、濃い目の目元メイクや眉メイクをすると、どうしてもメイクが浮いて見えてしまいます。
ハイライトに関しても、効かせすぎるとマスクの質感とかけはなれて、余計にギラギラして見え、しわをひろってしまう仕上がりに。
全体的に、マスクをしない時のメイクよりも「少し控えめに」されることをおすすめします。
(2)アイラインやアイブロウの色は、ブラウンベースに
黒と白は反対色なので、白や薄めの色のマスクをした場合、アイラインやアイブロウがが黒っぽい色だと浮いてしまいます。
普段黒を使われている方でも、目元や眉だけ浮きすぎないように、濃い目のブラウンなどで調整してみてはいかがでしょうか?
(3)ベースは程よく艶感をだし、ハイライトはCゾーンに軽く
ハイライトは、効かせすぎるとマスクの質感とはなれてしまうため、自然な感じで仕上がるCゾーンに効かせましょう。
Cゾーンの部分に効かせることにより、お顔が立体的に見えます。
ハイライトは、オイル系やクリーム系を使うと自然な仕上がりになりますよ。
上の写真では、下記のルナソルのグロウイングデイスティック(税抜価格3000円)を使用しています。
rms beautyのハイライターシリーズ(税抜価格4900円)もおすすめです。質感も柔らかく、肌にナチュラルに馴染んでくれます。(画像のカラーは「ルミナイザー」)
若々しく見せるためには、引き算が大きなポイントになります。メイクをしてるのに、なぜか老けて見える方は、もしかしたら逆にメイクのしすぎかもしれません。
一番若く見せるポイントは、ベースの作り方です。チークやリップの色味で若々しさを出せない分、他のパーツでひと工夫してみましょう。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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