メイク方法のアップデートは行っていますか? 若いころのメイク方法とあまり変わらない、もしくは全く同じ……という方もいらっしゃると思います。
年齢とともに似合うメイクは変化していきますし、時代とともにメイクのトレンドも変化しているので、メイクをアップデートしないと若作りに見えたり、時代遅れな印象になってしまいます。
メイクアップアドバイザーの筆者が、大人女性がやるとイタイNGメイクと、その対策をご紹介します。
■バサバサのまつげ
「若いころは、とにかくまつげのボリュームを気にしていた」という方も多いのではないでしょうか?
若い子のバサバサのまつげは許されても、大人女性がバサバサまつげだと派手に見えたり、頑張って若作りしている感が出てしまいます。また、最近のまつげメイクのトレンドは「ナチュラル」なので、時代遅れ感も出てしまいます。
きちんとセパレートさせることがカギ
大人女性のまつげは、ほどよいボリュームで、キレイにセパレートされたまつげに仕上げましょう。もちろん、まつげには長さも必要です。しかし、まつげの長さばかりを追い求めてひじきまつげになったり、まつげがキレイにセパレートされていないと、顔から一気に清潔感が失われ、本末転倒です。
セパレートされた繊細なまつげに仕上げることで、表情に清潔感や品がうまれるので、試してみてください。
■囲みアイメイク
昔、流行った上も下もアイラインを引く「囲みメイク」。特に理由もないけれどそのまま囲みメイクを続けている方や、マスクをした状態でも映えるように囲みメイクで目を強調している方もいらっしゃると思います。
昔は流行ったメイクなのですが、今のトレンドではないので、古臭い印象になってしまいます。過度な囲みメイクはかえって目を小さく見せてしまうので、マスク着用時のメイクとしても不向きです。
アイライナーの色を選ぶ
ブラックのアイラインは、肌とのコントラストが強すぎて、派手な印象になる場合があります。
つやプラ世代には、グレーやブラウンのアイラインがおすすめです。ブラックと比べるとコントラストが穏やかになり、つやプラ世代の肌のトーンにもなじみやすくなります。アイメイクの魅力を自然に引き出してくれますよ。
■肌の色に合わないファンデーションをベタ塗り
年齢とともに気になるくすみをカバーしようと、自分の肌より明るいトーンのファンデーションを選んではいませんか? カバーしたい肌悩みの全てをファンデーションで隠そうとして、フェイスラインまでファンデーションを厚塗りしてしまう方も多いように思います。
ファンデーションを厚塗りすると肌の質感がわかりにくく、ファンデーションを重ねれば重ねるほど顔から生命力が失われていきます。その結果、老け見えの原因になってしまいます。
また、フェイスラインをファンデーションで厚塗りすると顔の立体感がなくなり、顔が大きく見えてしまうので注意が必要です。
首やデコルテの明るさに合わせる
ファンデーションは、首やデコルテの明るさに合わせて選ぶようにしましょう。そして、使用量は少量に抑え、顔の中心からフェイスラインに向かって薄くなるよう意識して塗りましょう。
年齢を重ねるとともに、メイクをアップデートしましょう。それが、若々しくみえることにもつながっていきます。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)
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