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おば見えの原因はくすみ?肌がくすむNG習慣&メイクのコツ

ヘアメイク
西村 リサ

「なんとなく疲れて見える」「元気がないのかと心配される」そんな時は、顔色がよくないのかもしれません。本当に体調が良くない時であれば仕方がないのですが、いたって元気なのにも関わらず思いがけない言葉に不思議に思った経験はないでしょうか。

肌がくすむNGメイク

メイクアップアーティストの筆者が、お疲れ顔の要因となる「くすみ」の原因と対策をご紹介します。

■「疲れてる?」「元気ない?」といわれる時の特徴

「笑顔は最高のメイクアップ」といわれることがあるように、どんなに顔色が悪くても表情のある時にはさほど気にならないものです。ところが、真剣に仕事をしている時やふとした瞬間、真顔になっていると肌色の印象で顔の見え方が変わってしまいます。

・肌色が明るく、血色がない

・顔全体にシミやくすみがある

・くまがある

・メイクをしていない

・口紅を塗っていない

・チークをつけていない

・メイクはいつもファンデーションと眉だけ

■くすみの原因につながるNG習慣

顔をタオルで拭く

顔を洗った後は、拭くというよりタオルに水を吸わせる感覚で水分をとりましょう

平均1日2回の洗顔を何十年と繰り返します。多少の摩擦と甘く見ていると、摩擦がシミやくすみの原因になる場合もあります。特に、頬骨が高い方は、こすれやすくなるので気をつけましょう。

時々、肌の乾燥が気になる

肌の乾きが気になる方は保湿を心がけているでしょう。しかし、普段は平気でも、時々乾きを感じるという方は要注意です。しらずしらずのうちに、肌が本来もっている”外的刺激から守る機能”を十分に発揮できなくなっているかもしれません。

通常、肌表面のバリア機能によって肌の内側は守られています。しかし、乾燥によってこのバリア機能は低下しやすくなると考えられています。

肌を保湿するということは、くすみやシミ対策に欠かせません。うっかり乾燥を放置せず、十分な保湿を心がけましょう。

■老け見えしないメイクのポイント

つやプラ世代の肌悩みは個人差が大きいですが、何も気になるところがないという方は少ないと思います。自分の理想の見え方に近づけるためには、日頃のお手入れで肌を整えつつメイクアップを効果的にとり入れましょう。

ベースメイク

健康的な肌色に見せたい時は「ファンデーション」と表記のあるアイテムを選び、くすみや色ムラなどをカバーすることが大切です。

肌色を整えるベースメイクアイテムの多様化が進み、自分に合ったものを選ぶことがむずかしいかもしれません。しかし、シミやくまなどに気をとられてカバーしすぎると、かえって老け見えしてしまいます。

ベースメイクの判断基準は、細かい部分のカバー力よりも全体的に肌が美しく見えるかどうかです。

ポイントメイク

顔色が良く見えるようなメイクを心がけてください。アイシャドウや眉に黒やグレーを使うと、くすんで見えやすくなります。くすんだ色はさけ、全体的にあたたかみのある色を使いましょう

マスクを外す場面を想定すると、チークやリップも欠かすことはできません。この場合、色移りを抑えるためにはっきりとした色をのせたら、一度ティッシュで抑えるなどの工夫をしてください。

見た目からイキイキと明るい雰囲気を演出すると、自然と場が和やかになります。何かと窮屈さを感じる時だからこそ、メイクの力で気持ちを上げていたいですね。

(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)

 

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