小学生の子どもを持つ親御さんなら誰だって、やる気をもって勉強に取り組んでほしいもの。そうはいってもどう接すれば子どものやる気を引き出せるのかは。なかなか分かりませんよね。そこで今回は、小学生の子どもにやる気を出させるほめ方の3か条をご紹介します。
■その1 「理由」とセットでほめる
ただ漠然と「えらいね」とほめるだけでは、実は子どもからすると、何をほめられているのかわかりません。そこで、ほめる時にはきちんと理由をつけてほめるようにしましょう。例えば「今日はお母さんも忙しかったので、子守のお手伝いをしてくれて助かったよ」など、どの点をなぜほめているのかをていねいに伝えましょう。ほめられた理由がわかれば、子どもも「なぜそれがいいことなのか」ということが理解でき、次も頑張ろうというやる気が湧いてきます。
■その2 第三者もほめていたことを伝える
人というのは直接ほめられるよりも、そこにはいない第三者にほめられると、うれしさも倍増する気がしますよね。子供も実は同じです。「お父さんも、昨日の練習ぶりをほめていたよ」「ご近所の◯◯さんが、きちんとごあいさつをしたことをほめていたよ」というように、そこにはいない誰かが子どものことをほめていたと伝えると、「周囲が自分のことをきちんと見ていてくれているんだ」「認めてくれているんだ」という実感がわき、やる気が一層アップするのです。
■その3 その場ですぐほめる
子どもの興味や関心というのは、すぐに移り替わってしまうもの。時間が経ってからでは本人も実感できず、何に対してほめられたのかピンとこなくなってしまうことも。ほめてあげたいような行動を子どもした場合は、その場ですぐにほめてあげるようにしましょう。すると納得感が増し、やる気にもつながっていくはずです。
子どもにやる気を出してもらうには、親御さんにもそれなりの工夫が必要です。ここで紹介した3か条を実践して、子どものやる気を引き出してはみませんか?
(ライター 長岡宏江)
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