年齢を重ねると、就寝中などに突然やってくる尿意を我慢できず、トイレに行く頻度が気になったり、外出先でトイレを探す不安を感じたりすることはありませんか?
それ、もしかしたら「過活動膀胱(かかつどうぼうこう)」の症状かもしれません。
そこで今回は「過活動膀胱」のメカニズムや対処法をご紹介します。“我慢しない”毎日を過ごすためのヒントにしてみてくださいね。
■我慢できない尿意は、「過活動膀胱」症状のサインかも
日常のふとしたシーンで、突然尿意に襲われて我慢ができずトイレに駆け込む…そんな経験をしたことはありませんか?
下の項目にひとつでも当てはまったら、それは「過活動膀胱」症状かもしれません。
<過活動膀胱症状チェックリスト>
□突然我慢しがたい尿意を感じる(尿意切迫感)
□尿意を感じ、トイレまで我慢できずもらしてしまう(尿意切迫感を伴う尿もれ)
□突然くる尿意で何度もトイレに行く(尿意切迫感を伴う頻尿)
「過活動膀胱」は、「尿意切迫感(突然、尿がしたいとの我慢しがたい訴え)」と、それを伴う頻尿・尿もれ(切迫性尿失禁)を主な症状とする症候群です。膀胱の壁を作っている「膀胱平滑筋」が、何かしらの原因で異常収縮することで生じます。
原因は、加齢、生活習慣の乱れによる高血圧や代謝異常、骨盤底筋の緩み、精神的ストレスなどの非神経因性と、脳や脊髄などの病気によって神経に何らかの障害が起こっている神経因性に分けられますが、多様な要因が考えられるため特定できないケースも。
通常、尿意は尿が膀胱に一定量溜まった段階で起きますが、この症状では尿が膀胱に充分溜まっていない状態でも強い尿意が突然起きるため、トイレに行く頻度が増えがちになり、トイレに間に合わないといったことも起こります。
「過活動膀胱」と判断するための排尿の時間・回数は決まっているわけではなく、それまでの自分の日常より排尿の回数が多すぎると感じるか、日常生活に支障をきたしているかがポイントになります。
トイレの回数の多さや尿もれなどは多くの女性にとって相談しづらい悩みですが、なんと40~65歳女性の約6人に1人が「突然の尿意」を経験したことがあるという調査結果も※1。
そして過活動膀胱の症状は決して加齢だけが原因ではなく、若い人でも起きることがあり、全国では推定で1300万人超に症状があるという調査報告もあります※2。悩んでいる女性は、意外と身近にもいるのかもしれません。あなたも心当たりはありませんか?
頻尿や尿もれの不安から趣味や外出を控えるなど、QOL(生活の質)への影響も大きい過活動膀胱の症状。でも実は、この「尿意切迫感とそれを伴う頻尿・尿もれ」に対して日本で唯一効能・効果を取得しているOTC医薬品があるんです。
※1 <調査概要>調査内容:過活動膀胱症状に関する実態調査、調査対象:全国の40~65歳女性23,554人、調査委託先:(株)クロス・マーケティング、調査方法:インターネット調査、調査期間:2024年4月4日(木)~7日(日)
※2 (一社)日本排尿機能学会プレスリリース2024.04.17
■尿意切迫感を改善する日本唯一の市販薬(OTC医薬品)『バップフォーレディ』
- 7日分(7錠) 2,750円(税込)
大鵬薬品から発売されている『バップフォーレディ』は、日本で唯一、「尿意切迫感」の効能・効果を有する15歳以上70歳未満の女性対象のスイッチOTC医薬品。薬剤師さんがいるドラッグストアで購入できます。
膀胱の異常収縮を、2つの作用で抑制
『バップフォーレディ』は、医療用成分のプロピベリン塩酸塩を配合※。1日1回1錠を食後に服用することで、過活動膀胱症状の原因である膀胱の異常収縮を、抗コリン作用・カルシウム拮抗作用という2つの作用で抑制します。
※医療用医薬品と分量は異なる
抗コリン作用
神経末端から放出されたアセチルコリン(ACh)が、膀胱平滑筋のムスカリン受容体に結合すると膀胱平滑筋が収縮。『バップフォーレディ』はこのムスカリン受容体に結合することでアセチルコリン(ACh)の作用を阻止し、膀胱の異常収縮を抑えます。
カルシウム(Ca)拮抗作用
膀胱平滑筋にあるCaチャンネルを通り、Caイオン(Ca2+)が細胞内に流入して細胞内のCa2+濃度が上がると、膀胱平滑筋は緊張状態に。『バップフォーレディ』は細胞内にCa2+が流入するのを防ぎ、膀胱平滑筋の緊張を緩和します。
処方箋なしで購入可能。1日1回1錠で対策
PTP包装の小粒の錠剤で、1回1錠を1日1回食後に服用します。
- (写真内掲載)
- [指定医薬部外品]
- 【販売名】ピタスのどトローチ
- 【効能・効果】のどの炎症によるのどの痛み・のどのはれ、口腔内の殺菌・消毒
- 【用法・用量】次の量を口中に含み、かまずにゆっくり溶かして使用すること。
■『バップフォーレディ』でセルフメディケーションを。
尿意切迫感やそれを伴う頻尿・尿もれといった過活動膀胱症状は、多くの女性に起こりえること。決して恥ずかしいことではないので、まずは正しい情報を知ることが大切です。
ご自身のライフスタイルや症状を振り返り、心当たりがあるなら薬剤師さんに相談してみませんか? OTC医薬品『バップフォーレディ』でのセルフメディケーションが解決につながるかもしれません。トイレの不安から我慢していたこと・やりたかったこともあきらめないで、どんどんチャレンジしてみてください。
(美容ライター・コスメコンシェルジュ/新井 美由紀)
提供:大鵬薬品工業株式会社