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プロが教える「忙しい子どもの勉強サポート術」4つ


長岡宏江

塾や部活・習い事などなど、毎日お子さんもなかなか忙しいもの。とは言え、親としては「やっぱり勉強してほしい」というのが本音ですよね。そこで、今回は、忙しくてもお子さんが効率的に勉強できる「サポート術」を教育評論家の親野智可等先生に教えていただきました。

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■1日の計画を「見える化」する

 部活や習い事、夕飯の時間などを、ホワイトボートや大きな紙に書き出し、一日のタイムスケジュールを「見える化」しておきます。こうすることで、空いている時間がひと目でわかり、どの時間帯に勉強をすればいいのか見つけやすくなります。そして、空いている時間帯のどこで勉強をするのか、あらかじめお子さんと決めておきましょう。親御さんも、本当は言いたくない「勉強しなさい」という言葉を、むやみに言わずに済むようになります。

 

■「勉強に集中できる時間帯」をキープ!

 部活帰宅後や夕食後というのは、どうしても頭がぼーっとしがち。そういったタイミングは仕方がないので、やさしく見守ってあげましょう。対して、朝や夕飯前など、お子さんが集中しやすい時間帯を見つけて、確保するようにしてあげるといいでしょう。そのときは、「今なら集中できるんじゃない?」など、さりげなく声かけをするのがオススメです。

 

■飽きてきたら、違う教科でリフレッシュ

 勉強も、続けていれば飽きてしまうもの。例えば、国語の勉強に飽きてきたら、算数や数学など違う教科に取り組むよう促してみてください。脳がリフレッシュされ、やる気が起こるはずです。お子さんを見ていて、「飽きてきているな」と思ったら、「違う教科をやってみれば?」などと声をかけてみてください。

 

■疲れてきたら、思い切って休憩を

 集中したり、長時間勉強したりすれば、誰だって疲れてくるのは当たり前。そんなときは、思い切って休憩を取ったほうが効率的です。疲れた様子なら、お茶を入れてあげましょう。また、眠気があるようなら15分くらいの仮眠を取ることもオススメです。ただし、20分以上の睡眠はかえってやる気を失わせてしまうので、注意しましょう。

「忙しいのはわかっているけど、きちんと勉強はしてほしい」。そんなときは、ちょっとしたアイデアで、お子さんに無理させることなく、効率的に勉強に取りかかれるよう、サポートしてあげるといいですね。
(ライター 長岡宏江)

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【取材】
「親力」教育評論家 親野智可等公式ホームページ

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