2022年08月02日

40・50代が着てはいけない!NG白シャツ＆若見えコーデ

スタイリスト
森田文菜

着るだけでコーデに清潔感とさわやかさをプラスする「白シャツ＆ブラウス」は、夏から秋に特に大活躍するアイテムです。しかし、40・50代のなかには、「どんな白シャツを選べば良いのかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

スタイリストの筆者が、大人が白シャツを選ぶ際に気をつけるポイントや若々しく見える白シャツコーデをご紹介します。

■今っぽさゼロ！大人にはNGな白シャツ

白以外のシャツにもいえることですが、ウエスト部分が細くシェイプされているシャツは過去のものとして封印しましょう。身体のラインもごまかせず、パツパツに見えてしまう場合もあります。

最近のシャツのシルエットはボックス型が主流で、身体が泳ぐくらいゆとりのあるタイプが体型カバー効果も得られるのでおすすめです。肩のラインが少し落ちたドロップショルダーデザインのものなら、さらに二の腕周りもカモフラージュすることができます。

肌が透けて見えるシアーなアイテムはトレンドではありますが、特に大人世代には注意が必要です。

肌感が見えすぎてしまうものは生々しく見えてしまい、太って見えることがあります。また、ツヤ感がありすぎる白シャツは、清潔感がなく安っぽく見えてしまうことがあります。

適度なハリがあり、肌まで透けない素材の白シャツが大人にはおすすめです。

白シャツはそれ自体にきちんとしたイメージがあるアイテムなので、コーデ全てをかっちりめのアイテムで固めてしまうと抜け感がなく、オフィス感の強いコーデになってしまいます。

そこで、どこか一箇所、カジュアルなアイテムをプラスしてみましょう。例えば、デニムやスニーカー、キャップなどのカジュアルなアイテムを入れると、今っぽく、こなれ感のあるコーデになります。おしゃれ上級者に見せることができますよ。

（LIBECO バンドカラービックシャツ／23区　税込価格19,800円）

引き締め効果があるものの、夏は重たくなりがちなブラックコーデ。そこに羽織りとして白シャツを入れて軽やかさとさわやかさをプラスすると、夏でも軽快なブラックコーデが完成します。

ロング丈のシャツを羽織りにすることで気になるお尻周りや太もも周りもカモフラージュでき、スタイルアップも叶えてくれます。

（LIBECO ベーシックシャツ／23区　税込価格17,600円）

ラクで涼しく過ごせる、カットソー素材のノースリーブワンピース。そこに白シャツを羽織りとして使えば、ちょっとしたお出かけにもOKなスタイルが完成します。気になる二の腕部分も隠せてUV対策にもなり、うれしいポイント盛りだくさんです。

斜めにたすき掛けすると今っぽさがあり、カジュアル過ぎてしまうカットソーワンピースをきれいめに見せる効果も期待できます。

（CANCLINI ショート丈シャツ／23区　税込価格16,940円）

トレンドとなっているサロペットやオーバーオールですが、大人には着こなしがむずかしいアイテムです。カットソーをインナーに入れるとどうしてもカジュアルな印象が強くなってしまうので、白シャツやブラウスを入れると良いでしょう。

襟付きはもちろん、バンドカラーやハイネックデザインの白シャツやブラウスでもOK。女性らしい雰囲気がプラスされ、大人なサロペットコーデにまとまります。

「ちょっとラフ過ぎるかな？」「さわやかさが欲しいな」という時に重宝する白シャツ＆ブラウス。インナーや羽織りとしてなど、一枚あると長い季節活躍する優秀アイテムです。ぜひ、お気に入りのものを見つけて、日々のコーデに取り入れてみてくださいね。

（スタイリスト／ライター　森田　文菜）

【参考】
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