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40・50代が履いてはいけない冬のスニーカーコーデ

ファッションスタイリスト
角佑宇子

通年愛用できる「スニーカー」ですが、冬はどうしてもコートやニットなどの重たい素材のアイテムばかりで、スニーカーコーデがアンバランスに見えてしまうことがあります。とくに40・50代が注意したいのは、スニーカーを合わせたカジュアルコーデです。

履いてはいけない冬のスニーカーコーデ

スタイリストの筆者が、大人世代にはNGなスニーカーコーデの特徴をご紹介します。

■大人のNGスニーカーコーデ3選

(1)ダウンコート×パンツスタイル

とにかく注意が必要なのが、ダウンコートとパンツを組み合わせたスニーカーコーデ。

寒いと防寒のために、アウターは「ダウン」、ボトムスは「パンツ」という組み合わせがお決まりですよね。ですが、このコーデは全体のどこにも引き締まりが感じられず、野暮ったく見えます。

ダウンコートにパンツを組み合わせる場合は、スニーカーではなくブーツに切り替えましょう。スニーカーに比べるとブーツの方がスタイリッシュでシルエットが美しく見えるので、コーデ全体を見た時にシルエットにメリハリが生まれます。

(2)ハンパ丈ニットワンピース

次に気をつけたいのが、膝下・ふくらはぎ丈のハンパ丈といわれるニットワンピースにスニーカーを合わせた着こなし。現在のトレンドから見ても膝下〜ふくらはぎ丈のスカートやワンピースは、少々古臭いイメージを与えます。

まだ、ハンパ丈ワンピースにロングブーツを合わせると今っぽく着こなせると思いますが、スニーカーを合わせてしまうと脚が太く見えるラインが露出されてしまうので、太見え&野暮見えにつながります。

ハンパ丈のニットワンピース×スニーカーはNG要素がグッと高まるということを心得ておくと良さそう。

(3)テーパードパンツ×スニーカー

ヒップ、太ももはゆったりとして、裾に向かって細くなるシルエットのテーパードパンツは、スニーカーともっとも相性の悪いパンツです。

もちろん、選ぶテーパードパンツやスニーカーのシルエットによっては相性の良い組み合わせもあります。ただ、そのバランスを見極めるのは非常にむずかしいため、できればこの組み合わせには手を出さない方がおすすめです。

大人世代がテーパードパンツを履く場合は、細身のショートブーツ、ローファー、パンプスなどに切り替えましょう。

■大人のOKスニーカーコーデ

スリット入りスウェットパンツ

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ダウンコート×パンツシルエットは基本的にNGですが、裾スリット入りの細身スウェットパンツなら、シルエットバランスが取りやすいので大人世代にもおすすめの着こなしです。

膝下あたりのロング丈のダウンコートだと、下半身のボリュームを目立たせなくする効果も得られます。

今回は、スニーカーコーデが失敗しやすい40・50代の着こなし例をご紹介しました。組み合わせるアイテム次第では上手に着こなせるものもあるので、ご自身で試着を繰り返しながら着こなしバランスを調整してみてくださいね。

(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)

 

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【参考】
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