街中のショップは早いもので、春アイテムがすでに登場しています。ですが、せっかく新しい服を買うのなら、今から春まで長く着られるアイテムが良いですよね。
そこで狙い目なのが、春を先取りできる「キレイ色ニット」。
スタイリストの筆者が、40・50代におすすめ「ユニクロ＆GUのキレイ色新作ニット」をご紹介します。
■40・50代におすすめ「ユニクロ＆GUのキレイ色新作ニット」4選
(1)初めてさんも試しやすい「グレーのニット」
（3DコットンブレンドVネックセーター／ユニクロ 税込価格2,990円 画像提供：ユニクロ）
カラーニットを初めて取り入れる方が鮮やかな色に挑戦すると、その着慣れなさからほとんど着用せずにシーズンが終わってしまうケースも少なくありません。まずは、色に慣れることが大切です。
そこで挑戦しやすいのが「グレー」。グレーは黒や白といった無彩色といわれる部類の色ですが、黒・白以上に色の濃淡やトーンの明るさにバリエーションがあります。同じグレーでも、濃いグレーと淡いグレーでは着こなしの雰囲気も大きく変わるので、鮮やかなビビッドカラーに慣れない方はグレーを着こなすことから始めてみてください。
なかでも「ライトグレー」がおすすめ
グレーのなかでもぜひ挑戦していただきたいのが、程よく華やかな雰囲気を印象づける「ライトグレー」です。冬はシックなダークグレーが映えますが、春先は一転して明るいトーンのライトグレーを着ると軽やかさが生まれます。
ボトムスにデニム、またはホワイトパンツなどを合わせてもおしゃれですね。
(2)晴れやかな「ブルーのニットジャケット」
（ニットショートジャケット／ユニクロ 税込価格3,990円 画像提供：ユニクロ）
キレイ色と呼ばれる色のなかで、世代・性別を問わずもっとも多くの方に親しまれているのが「ブルー」です。ブルーは他のカラー群と比べて、過度に派手さを強調させないので誰でも取り入れやすいという利点があります。
なので、普段から色モノアイテムを着慣れないという方は、まず明るいライトブルーから挑戦してみてください。
羽織りものとしても活躍
一枚でコーデが完成するニットトップスからトライするのも良いですが、おすすめは羽織りものとしても使える「ニットカーディガン」や「ニットジャケット」。
前ボタンをすべて閉じればトップスとしても使えますし、色の主張が強いと感じる場合はボタンを開けてインナーに白のトップスをインすれば色の強さが弱まります。
(3)気品ただよう「パープルのニットカーディガン」
（Vネックカーディガン／GU 税込価格2,490円 画像提供：GU）
キレイ色のなかでも大人の女性が取り入れやすく、差し色にするだけで品格の高さを表現できるのが「パープル」です。ピンクや赤などの可愛らしい色は苦手でも、パープルなら取り入れられるという方は多いのではないでしょうか。
やさしげな印象を残したい方は薄く色づくライラックがおすすめですが、この春はハッキリとした色合いのパープルも人気。色が濃く鮮やかなほど顔立ちをくっきりと魅せるので、エイジレスな強さを表現したい方は深みのあるパープルのニットカーディガンを取り入れてみてください。
コーデの幅が広がる
もちろん、一枚で完結するトップスやワンピースでパープルを取り入れるのもOK。
ですが、カーディガンはインナーに差し色をプラスすることでコーデの幅を効かせられるので、強く鮮やかな色ほど、カーディガンなどの羽織もので取り入れるのがおすすめです。
(4)差し色に効かせたい「レモンイエロー」
（ランダムリブハイネックセーター／GU 税込価格1,990円 画像提供：GU）
大人世代からするとやや挑戦的ともいえる「レモンイエロー」のニット。ですが、周りと差のつくコーデにトライしたい方、色を取り入れるのに抵抗のない方には、ぜひこの春の注目カラーのレモンイエローにトライしていただきたいです。
薄手ニットを選んでインに活用
とはいえ、一枚で着ると派手な印象が強いので、ジャンパースカートやキャミソールワンピースのインナー、ニットONニットの重ね着などに活用するのがおすすめです。
そのため、ニットは厚手のものより、少し薄手のピッタリと身体にフィットするシルエットの方が使い勝手が良いですよ。
■冬は重ね着でチラ見せ、春は大胆に一枚で
今の時期は寒いので、春色ニットも一枚で着るというよりはインナーに仕込んだり、上からニットカーディガンを重ね着したりして、コーデの部分的にキレイ色をチラ見せする使い方が良さそう。
本格的な春ムードになったら、ぜひ堂々と一枚でキレイ色ニットを着こなして、春を存分に楽しみましょう。
（ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子）
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