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塩だけじゃない!?スイカをおいしく丸ごと楽しむ方法5つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

夏の風物詩といえば、スイカを思い浮かべる人も多いでしょう。真ん中からパカッと割ったときに現れる赤い実が鮮やかで、いかにも夏を感じますね。食べ方といえば、そのまま食べるか、せいぜい塩をかける程度。でも、ちょっとしたアレンジを加えると、また違った楽しみ方ができます。今回は料理研究家の筆者が、スイカを美味しく食べるアレンジ方法をご紹介します。大きなスイカを手に入れたときなどは、ぜひいくつか試してみてください。

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■簡単アレンジで楽しめる!スイカの食べ方5つ

海に出かけたときや花火を見ながらなど、夏のシチュエーションにピッタリのスイカ。少しアレンジを加えると、さらに楽しげなメニューになります。

(1)シャーベットにしてひんやりと

スイカを1~2cmの角切りにして、容器に入れて冷凍庫で保存。しばらく待てば、シャリシャリのシャーベットができあがります。お皿にあけて、このまま食べてももちろん美味しいですが、ラム酒とソーダでモヒートを作ると、大人の味が楽しめます。

 

(2)ミキサーでフレッシュジュースに

スイカを1~2cm角に切って、種を取ります。あとは氷を少々加え、ミキサーにかけるだけ。氷の代わりに冷たい牛乳を入れてミキサーにかければ、スイカミルクになります。意外な組み合わせかもしれませんが、とても合いますよ。

 

(3)ゼリーにして新たな食感を

スイカの身を切って種を取り、ミキサーにかけます。果肉を除いた果汁を鍋に入れて火にかけ、ゼラチンを入れます。ゼラチンの量は果汁250mlに対して5gほど。よく溶かして容器に移し、冷蔵庫で冷やすだけ。プルンとした新たな食感が楽しめます。

 

(4)皮を漬物や炒めものに

スイカの皮が食べられることは知っていても、どう調理すればいいか分からないという方が多いかもしれません。外側の固い部分を取り除いて1cm幅の細切りにし、浅漬けの素に漬ければできあがりです。薄くスライスして、ニンジンなどの他の野菜とともに炒めても美味しいですよ。

 

(5)種を香ばしいおつまみ風に

あの大量の種を捨てるのを、もったいないと思っている方も多いのでは? まず種を洗い、乾かしてからフライパンで炒ります。お好みで塩を加え、膨らんできたらできあがり。香ばしいポリポリ食感のおつまみになります。

 いかがでしたか? スイカは実から皮、種まで楽しめて余すところなし。赤い実はほぼ水分でカロリーも低く、健康にも美容にもいいのでつやプラ世代の女性にはもってこいです。この夏のお供はスイカで決まりですね。
(料理研究家 オガワチエコ)

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