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老け見えする!40・50代が避けるべきロングスカート

ファッションスタイリスト
角佑宇子

「スカート」は上品で女性らしさを感じられるアイテムですが、なかにはボディラインを拾ったり、老けて見えたりするデザインもあるので、何かと失敗しやすいアイテムでもあります。

老け見えする!40・50代が避けるべきロングスカート

スタイリストの筆者が、40・50代のNGロングスカートと、おすすめのロングスカートをご紹介します。

■40・50代のNGロングスカート

子どもっぽいかも!チュールスカート

5年以上前にブームとなったチュールスカートは、根強い人気が続き今では定番化。30代以降の大人世代でも愛用している方は多いですが、チュールスカートは商品によって良し悪しが大きく変化します。

一概にはいえませんが、プチプラブランドのチュールスカートのなかには、チュールレースの生地が薄かったりギャザー部分の縫製が雑だったりするものも。

シルエットの美しくないチュールスカートを選ぶと子どもっぽく見えるので気をつけてください。

(2)太見えするかも!キルティングスカート

昨今、多く登場してきたのが、キルティング素材をはじめとする厚手スカート。

生地が厚いスカートは、ボリュームが出るので見た目にもインパクトを与えます。

ですが、それがおしゃれに見える一方で、着こなしのバランスが取れていないと一気に太って見える場合があります。

オバ見えするかも!ツイードスカート

昨シーズンからツイード素材がトレンド入りしているとはいえ、ツイード素材のスカートを世代ど真ん中の女性が身につけると、“授業参観日のお母さん”という印象が強くなります。

もちろん、アイテムによっては洗練見えするツイードスカートもありますが、アイテム選びがむずかしいのであまりおすすめはできません。

■40・50代におすすめのロングスカート3つ

(1)ロング丈のナロースカートは、細見え効果◎

(ヴィンテージサテン ナロースカート/ICB 税込価格20,900円)

40・50代の大人女性には、ボリュームの出るスカートだとものによっては太見えする場合があります。そのため、やや細みのナロースカートがおすすめ。

タイトスカートだとボディラインを拾いすぎてしまいますが、ナロースカートならコンパクトにすっきりとまとまった印象になります。

もう一つのポイントは、膝下〜足首丈までのロング丈のスカートを取り入れること。

膝が見える丈は少し野暮ったく見えるので、旬のロング丈を採用し、ブーツで足元を美しく見せましょう。

(2)立体的なレザープリーツスカートで、クールな雰囲気に

(レザーライクプリーツ スカート/ICB 税込価格25,960円)

前述のとおり、ボリュームの出るスカートはものによって太って見えてしまいますが、レザーライクのようなハリと立体感のあるプリーツスカートはOK。

レザーライクは、服の素材が硬いため形が形状記憶するので、ボディラインを拾いません。

また、レザー調というハードな見た目の服をあえて大人の女性が身につけると、クールかつ、遊び心の効いたファッションに仕上がります。

(3)生地をたっぷり使ったシフォンスカートは、ドラマティック

(クレープシフォン フレア スカート/23区 税込価格23,100円)

柔らかい素材のスカートはNGではありませんが、スカートの選び方が大きなポイントとなります。

シフォン素材などの薄く柔らかいスカートは、立体的なシルエットとは反対に、ストンとした落ち感のあるシルエットが特徴的。そのため、スカートに使用している生地が薄すぎると、なんだかもの寂しい印象に。

なので、シフォン系スカートを取り入れる場合は、たっぷりと生地を使用したドラマティックなスカートを手に入れてください。

歩くたびに幾重にも生地が重なってゆれるようなデザインがおすすめです。

■コーディネートのポイント

細身のスカートやフレアスカートに合わせやすいニットは、着丈が骨盤orおへそ下あたりまでのものです。

あまり長すぎると、スカートの重さも相まって胴長に見えやすいので気をつけてくださいね。

ぜひ、トップスとの着丈バランスも意識したうえで、お気に入りのスカートを取り入れてみてください。

※各商品の情報は記事公開時のものです。

(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)

 

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【参考】
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