エターナルに愛し続けられるベーシックな「シャツ」。サッと着るだけで背筋がシャンと伸びるような気持ちになりますよね。しかし、一辺倒なシャツの着こなしだと、少しつまらない。
スタイリストの筆者が、シャツのポテンシャルをグンと引き上げる「シャツのトレンドコーデ」をご紹介します。
■ハイネックをインナーに仕込む
(ストライプソフトブロード マルチWAYシャツ/ICB 税込価格20,900円)
ここ近年の流行ともいえるスタイリングが、シャツのインナーにハイネックのインナーをのぞかせる着こなし。
シャツはオーバーサイズで身体が泳ぐくらいのシルエットが理想的です。これまでは、オーバーサイズのシャツでもインナーはなるべく見せないように着こなすのが主流でしたが、今は身体にピッタリとフィットするハイネックインナーを仕込んで肌見せをなくすスタイルが人気です。
シャツもハイネックインナーも定番アイテムなので、手持ちのもので代用できそうですよね。着こなしにトレンド感があるので、新しい服を新調せずともこの組み合わせひとつで今っぽさと若々しさを表現できます。
■オールブラックでソリッドを効かせる
(コットンタイプライター オーバーシルエット シャツ/23区 税込価格19,910円)
あえてシックなブラックでまとめたシャツコーデ。
黒は老け見えしやすいといわれますが、着るアイテムの「素材」にこだわることが重要です。シャツは、ハリと立体感のあるコットンシャツでパリッとした印象にすると良いでしょう。
ボトムスはパンツ・スカートどちらでもOKですが、ツヤと光沢のある質感の素材を選ぶとよりスタイリッシュなコーデになります。足元は、ブーツではなくローファーでさりげなく足の肌見せを演出しましょう。
できればヘアアレンジをして、ゴールドorシルバーのアクセで顔まわりに光りものを取り入れましょう。すると、一気に若見え要素が高まります。
■ミドル丈のニットカーディガンを羽織って今っぽく
(ウールシアーボイル バンドカラー シャツ/23区 税込価格26,400円)
「シャツにはジャケット、もしくはトレンチコートを合わせる」といった定番の着こなしからあえて外れることも、今っぽいトレンドコーデを作る要素となります。きちんと見えするシャツにゆるっとしたニットカーディガンを重ね、ラフだけどどこかきちんとしているコーデを完成させましょう。
ニットカーディガンとシャツを同系色でまとめると、人気のワントーンコーデが簡単に完成します。ニットカーディガンは丸みのあるコクーンシルエットや直線的なボックスシルエット、ややビッグサイズのシルエットを選ぶと良いでしょう。
■今季は、重ね着テクニックを活用
シャツなどの定番アイテムは、着回しが効くことも魅力的なポイント。
そのシーズン、その年の流行に合わせて着こなしをアレンジするだけで、新しい服を買わずとも今っぽい印象をつくることができます。とくに近年は、「インナーを仕込む」「カーディガンやニットベストを羽織る」などの重ね着テクニックが主流の模様。
ぜひ、シャツコーデでも重ね着テクニックを取り入れてみてください。すると、今っぽく若々しい印象を与えるおしゃれな着こなしが楽しめるはずです!
(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)
【関連記事】
・40・50代が履いてはいけない!秋のスニーカー&コーデ
・羽織りもので老け見え?40・50代が避けるべき羽織りもの
・40・50代が履いてはいけないNGデニム&おすすめの着こなし
・40・50代がこの秋着てはいけないニット3つ
【参考】
※オンワード