年齢を重ねると、親しみのあるメイクを変えることに抵抗を感じる方も多いでしょう。
しかし、その「描き慣れた眉」が、老けて見える原因になっている場合があります。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、若々しい印象を求める40・50代が取り入れるべき、眉の描き方をご紹介します。
■大人の眉には、ボリューム感が重要
年齢を重ねると、髪と同様に眉もボリュームダウンする傾向にあります。
ペンシルで足りない部分を描き足すだけでは理想的なボリューム感を与えることがむずかしく、寂しげな印象になってしまいます。
眉のボリューム不足は老けて見える原因にもなるため、大人の眉メイクはボリューム感を意識して描きましょう。
■毛のない部分はリキッドで描き足す
眉尻や眉中などの毛が足りない部分は、最初に描き加えておきます。
今回使用するアイテムは、リキッド。リキッドはペンシルと比べて発色が弱く、物足りなさを感じるかもしれませんが、大人の眉メイクには便利なアイテムです。
大人の眉は部分的に薄くなっていることが多く、そのスポットを描き足すときにリキッドを使うと、自然に埋めることができます。
眉尻は薄く感じますが、この後に上からパウダーを重ねるので問題ありません。足りない部分は全てリキッドで描いておきましょう。
■全体にパウダーでふんわりとボリュームアップ
ボリュームアップのカギとなるのが、パウダーです。眉メイクの主役をパウダーにすると、ふんわりとボリュームのある眉をつくることができます。
お手持ちのアイブロウパレットで、眉頭に淡い色、眉中に中間色、眉尻に濃い色を使って描いていきましょう。
ブラシにパウダーをとったら、地肌に塗り込むように塗るとしっかりと発色します。
リキッドで描いた眉尻に濃い色のパウダーを重ねることで眉尻だけが濃くなりすぎず、自眉のような自然な仕上がりに近づくことができます。
■眉マスカラで立体感をプラス
パウダーでつくったボリューム感に立体感を加えれば、さらにイキイキとした印象に仕上がります。立体感を与えたいときは、眉マスカラが活躍します。
眉頭の毛をできるだけ立たせるように塗り、眉中から眉尻にかけては毛流れを整えるように軽く塗りましょう。
パウダーの工程で終わらせても問題はありませんが、最後に眉マスカラを塗るとさらに若々しく見えるでしょう。
眉メイクによって、顔の印象は大きく変わります。
ペンシル仕上げの細眉に慣れている方には少々抵抗を感じるかもしれませんが、「今日はパウダーだけ使ってみる」「明日は1ミリ太くしてみようかな」というように少しずつ足していくことで、違和感を感じにくくなるでしょう。
ご紹介した眉メイクで、若々しい表情に仕上げてみてください。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
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