だんだんと朝晩は比較的過ごしやすい気候になってきましたが、皆さん、お味噌汁は毎日飲んでいますか? お味噌汁には、発酵食品が持つ乳酸菌による腸内環境改善効果や、大豆が持つイソフラボンによる女性ホルモンバランスサポート効果など、エイジング世代にはうれしい効果がたくさん!
■お味噌汁作りで意外と面倒なのが・・・お出汁取り!
ぜひ積極的に毎日摂りたいけれども、お味噌汁作りでお出汁をとるのが面倒、と思っている人も意外と少なくないのでは? そんな人必見!今回はお出汁をわざわざ取らなくても、ちょい足しするだけでお味噌汁がとっても美味しくなる具材をご紹介します。
■お出汁いらずでも美味しいお味噌汁作りのポイントは「乾物」!
ちょい足しのポイントは、ズバリ乾物を使うこと! 乾物というと、にぼし、昆布、ひじき、切り干し大根、干しシイタケなどなど…日本には本当にたくさんの乾物がありますよね。乾物は、干して水分を飛ばすことでうまみが凝縮されているので、水で戻すとそのうまみがお出汁として出てくるので、お味噌汁のちょい足しに最適。また乾物は、食物繊維が豊富なものが多いので、便秘解消にも効果的です。
■筆者おすすめ具材&ちょい足し方法
筆者のおすすめは、お出汁もよく出てそのまま具材としても食べやすい、切り干し大根、干しシイタケ、とろろ昆布です。
<切り干し大根&干しシイタケのちょい足し方法>
・お味噌汁2-3人前に対して、切り干し大根はひとつかみ、干しシイタケはシイタケ1つ分程度を用意
・一口サイズに切ったものを、お味噌汁用の具材を入れるのと同じタイミングで一緒にいれる。具に火が通るころには乾物からダシがでているので完成!
<とろろ昆布のちょい足し方法>
・お味噌汁2-3人前に対して、一つかみ程度を用意
・お味噌汁が完成したら、火を止めた状態で一つかみ程度を入れて混ぜれば昆布のうまみがすぐにでるのでOK!
いかがでしたか? 冷房にさらされている分、実は身体は冬よりも夏の方が冷えがちです。秋に冷えカラダを引きずらないように、ぜひちょい足し具材を活用して、毎日お味噌汁を飲んでみてください!
(ホリスティックセルフケアインストラクター・尾野真美子)
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