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ソース・ポン酢・唐辛子どうしてる? 調味料の賞味期限と保存方法


つやプラ編集部

肉や野菜など、メインとなる食材の鮮度は細かくチェックしている方でも、意外と見過ごしがちなのが調味料の賞味期限。冷蔵庫の中に「あれ?これいつ買ったんだっけ…」という調味料が眠っている場合はもちろん、思いのほか賞味期限が短い調味料には特に注意が必要です。今回は、そんな要チェックな調味料8つと、気を付けたい調味料の保存方法をまとめてご紹介していきます。

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■冷蔵庫をチェック!意外と賞味期限が短い調味料8つ

1:めんつゆ

ストレートなら3日

ストレートタイプのめんつゆは、濃縮タイプよりも痛むスピードが速いです。開封後に冷蔵庫で保管するのは勿論ですが、すぐに使い切ってしまえるように毎日の献立と相談しましょう。

濃縮タイプでも1ヶ月

ストレートタイプよりは傷むスピードがゆるやかな濃縮タイプ。しかし油断は禁物です。賞味期限はおよそ1ヶ月。ストレートタイプよりは長持ちする分、ついつい忘れがちなので、注意してください。

2:焼肉のタレ

2週間

焼肉のタレの賞味期限は、開封後2週間程度。ニンニクや生姜などの薬味が入っていることで長持ちするイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、それは間違い。なるべく早く使く切れるよう、頭の片隅にいれておきましょう。

3:ソース

中濃などは1ヶ月

中濃ソースは、およそ1ヶ月ほど持ちます。塩分濃度も高いので、賞味期限が近付いたからといって一度に大量に消費するのは難しいもの。計画的に使用しましょう。

ウスターなら2ヶ月

ウスターソースは、中濃ソースなどと比べて、約2倍ほど保ちます。料理の味付けなどで少量使うというご家庭なら、より賞味期限の長いウスターソースがオススメです。

4:ケチャップ

1ヶ月

ハンバーグやオムライス、カレーの隠し味に大活躍のケチャップ。様々な料理に使用できますが、一度に使用する量は少ないことが多いので、これもまた冷蔵庫で眠りがち。小さいものを買うのがオススメです。

5:ごま油

1ヶ月

賞味期限は1ヶ月と、比較的短めなごま油。頻繁に使用する調味料ではないので期限が切れてしまうことも多いかもしれません。また常温による保管はNG。必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。

6:ポン酢

1ヶ月

さっぱりとした風味で、夏場に大活躍するポン酢。しかし賞味期限は1ヶ月。夏の間に使い切れなかったポン酢は、その後すみやかに素早く使い切るように心がけてください。

7:オイスターソース

1ヶ月

賞味期限が長い印象があるオイスターソース。しかしそれは開封前の話。開封後の賞味期限は1ヶ月程度ですので、注意しましょう。

8:ラー油

半年

唐辛子が多分に含まれているので、他の油系調味料に比べると、賞味期限は若干長め。使用頻度も高いため、「半年以内には使い切れるだろう」と油断してしまいますが、他の調味料と同様、開封後はすみやかに使い切りましょう。

 

■塩も油も!?冷蔵庫の“野菜室”で保存するべき調味料

冷蔵庫に入れるべき調味料

温度の高い場所や常温での保存だと劣化が進むものは、冷蔵庫での保存が必須です。

(1)亜麻仁油・エゴマ油

食用油は酸化しやすのが特徴ですが、亜麻仁油とエゴマ油は特にそれが顕著です。酸化すると味が落ちるだけでなく、栄養価も下がるので、開栓した後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。

(2)酒

酒は光にあたると劣化するので、暗所での保存が基本です。温度が高くても味が落ちてくるので、冷蔵庫での保存をおすすめします。

冷蔵庫の野菜室で保存すべき調味料

調味料のなかでも、冷蔵庫で冷やすとかえって劣化を早めるものは、冷暗所での保存が定番です。冷暗所とは、太陽のあたらない常温以下の場所のこと。昔の日本家屋の床下のような場所を指しますが、マンションなどにはそういったスペースがないので、指示されているものは、冷蔵庫の野菜室での保存するのが妥当です。

(1)塩

塩は、湿気があると、それを吸って固まります。高温から低温に移すと容器に結露が発生することもあるので、冷えすぎない野菜室での保存が適切です。

(2)醬油

醬油は開栓すると一気に酸化が進みます。防ぐためには、野菜室に入れて、なるべく空気に触れさせないことです。

(3)ラー油

ラー油のもととなるごま油は、食用油のなかでは酸化しにくい部類に入ります。しかし、鮮度を保つためには野菜室での保存が無難です。

(4)小麦粉

粉ものは塩と同じく湿気に弱いので、野菜室での保存がふさわしいでしょう。そのほか、片栗粉やカレー粉なども同様です。野菜室に保存することで、ダニの侵入も防げます。

(5)七味唐辛子

七味唐辛子は鮮度も落ちやすく、それにつれて肝心の風味もなくなっていきます。虫もわきやすいので、野菜室保存がおすすめです。

(6)タバスコ

タバスコは、ファミリーレストランなどでは常温で卓上に置かれていますが、それは頻繁に使用するからです。光による退色もしやすいので、野菜室で保存するようにしましょう。

(7)オリーブオイル

オリーブオイルは、温度が低いと固まってしまうので、冷蔵庫での保存は不向きです。食用油のなかでも酸化しにくい油なので、常温でも大丈夫ですが、品質の安定を考えるなら野菜室がよいでしょう。

(8)みりん

みりんを冷蔵保存すると、含まれている糖分が結晶化する恐れがあります。保存するなら野菜室です。

 

せっかく張り切って作った料理も、賞味期限切れの調味料を使ってしまうとたちまち台無しに。料理を美味しく味わうためには欠かせない調味料だからこそ、それぞれの賞味期限をチェックして、日々の献立の中で上手に使い切るようにしてくださいね。

(つやプラ編集部)

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