スーパーに並ぶ大根やキャベツなどの大きな野菜、どのようなポーションで買っていますか? 半分や1/4サイズに切ったもの? 一人暮らしでなければ、ぜひ丸ごと1個の状態で手に入れてください。カットものだと切り口から乾燥や酸化が起き、フレッシュな状態からは少し遠のいてしまいます。また残りの半分は売れ残って廃棄になる可能性もあり、環境的にはあまりおすすめでないとも言えます。でも「料理が得意じゃなく、丸ごと1個はちょっと使い切れない…」という方、あっという間においしく食べ切る方法をご紹介します!
■買ってきたらすぐ葉っぱと実を切り離す。葉っぱはおいしいごはんの友に変身!
丸ごとの大根は、葉っぱを残したまま冷蔵庫に入れっぱなしにすると、実の水分がどんどん葉っぱに取られて乾燥してしまいます。買ってきたらすぐ切り離し、葉はラップして冷蔵庫保存しておきます。細かくきざんで豆板醤で炒め、ふりかけにするとおいしいですよ。
■鮮度のいいうちはサラダに。しらす&ポン酢と相性抜群
実の上側は甘みがあるので生食に向いています。鮮度のいいうちにサラダや、焼魚に添える大根おろしなどで使いましょう。細い千切りにしてしらすとかつお節、ポン酢をかけたサラダがとてもおすすめです。
■塩昆布と梅干しで超簡単即席漬け
生食には、浅漬けもおいしいです。薄いいちょう切りにして塩少々をふってしばらくおき(100gに小さじ1/2が目安ですが適量でOK。味見して辛過ぎたら水洗いし、薄かったら足しましょう)、水気が出たらぎゅっとしぼって市販の塩昆布、ちぎった梅干しとあえると塩加減がマイルドな即席の漬物ができます。
■最後は煮物で・・・ふろふき大根、ぶり大根など冬においしいレシピは無数
下側は辛味があるので、ふろふき大根、ぶり大根などじっくり煮込んで甘みを引き出してから使いましょう。煮るので、買って少々日にちが経ってからでもおいしく食べられます。サイコロ切りにして、インスタントスープの具とて使うのもおすすめです。
■秋冬はおでんでもいけます、おでんの大根は煮方にコツあり
煮込んだ大根で作るおいしい秋冬レシピはおでん! じわっとだしがしみて、やわらかいのに煮崩れていないあの食感は、弱火で約1時間じっくり煮込むのがコツ。これも買って少し日が経っても問題なし。
いかがでしたか? ぜひ丸ごと1個の状態で買って、 色々なレシピを試してみてください。
(フードライター&エディター浅野陽子)
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